-
運動が好きになるきっかけを。AI分析でスポーツの適性を教えてくれる「DigSports」
スポーツの分野に最新のAIやデータ分析、ロボット工学などの技術を取り入れ、スポーツの在り方を発展させる「スポーツテック」。トレーニングの最適化や競技の正確な判定、観戦環境の向上など、さまざまな領域で役立てられている。そんなスポーツテックに着目し、ライフスタイルの変化による子どもの運動能力や働く世代の基礎体力の低下といった社会課題にアプローチしているのが、「DigSports(ディグスポーツ)」だ。株式会社電通総研が開発したシステムで、センサーやAIを活用して運動能力を測定し、一人ひとりの長所に応じて、どのスポーツが自分に向いているのかを提案してくれる。運動に苦手意識を持つ子どもや、運動が疎遠になった働く世代にも、もっとスポーツに親しんでもらいたいという思いで生まれた「DigSports」は、現在さまざまな場面で活用され始めている。そこで今回は、「DigSports」のプロダクトマネージャーを務める飯田倫崇さんに、開発の裏側や目指す未来について伺った。
2024.01.04(最終更新日:2024.01.05)
-
農業従事者の高齢化・跡継ぎ不足の解決に期待…IoT・ドローン・遠隔ロボットを活用した「スマート農業」の最前線
私たちの⾷⽣活にとって、農業はとても重要だということは多くに人が認識しているところではないでしょうか。しかし農林⽔産省の発表によると、農業従事者の平均年齢は66〜68歳前後を推移しており、⾼齢化が顕著です(令和5年農林⽔産基本データより)。新規就農者も平成27年の約6万5,000⼈に対し、令和4年は約4万5,000⼈(農業構造動態調査による)と、減少傾向にあります※。⾼齢により引退する農業従事者の増加と跡継ぎ不⾜は「耕作放棄地の増加」を招き、⽥んぼや畑などの耕作地も減少を続けています。それを受け、政府は「ソサエティ5.0」を掲げ、これらの課題をテクノロジーで乗り越える「スマート農業」(アグリテック)への変⾰を呼びかけ、この窮状を回復しようと考えています。詳しくみていきましょう。※参考: https://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/data/08.html
2024.01.04(最終更新日:2024.01.04)
-
眠るためにバーチャル空間へ…〈睡眠改善〉〈ストレス解消〉の効果も期待される「VR睡眠」の世界
「VR睡眠」をご存知でしょうか?「VR睡眠」とは、VR(仮想現実)空間で眠るという体験です。メタバースの概念が普及する前から存在していた文化であり、たいていのユーザーはVRヘッドセット(HMD)を装着し、VR空間にログインして睡眠を取ります。ユーザーは現実世界とは異なる環境でリラックスし、眠りにつくことができるのです。またVR空間での睡眠は、友人や他のユーザーとのソーシャルな交流を深める機会を提供し、新しい形のコミュニティを形成しています。さらにこのようなVR睡眠の体験は、メンタルヘルスの改善やストレスの軽減にも役立つとされているのです。この新しい睡眠体験について迫っていきましょう。
2023.12.22(最終更新日:2023.12.22)
-
銀座のど真ん中で、ガラケー時代の渋谷&ちょっと先の未来の村を体験【やさしいテック学】
フィンテックやフェムテック、アグリテック、エドテック……日々進化し続けるテクノロジーと特定の領域をかけ合わせた、「◯◯テック」。最近よく耳にするけれど、実際、どのような技術が使われていて、なぜ注目されているのか?よくわからないという方も多いのではないでしょうか。【やさしいテック学】では、現役大学生の世良マリカさんがテック業界の有識者へインタビュー! 目まぐるしく変化するテックについて、学んでいきます。第8回は、近未来の通信技術を体感できるKDDIの体験型施設「GINZA 456 Created by KDDI」を訪問。2023年11月2日から開催されているイベント「デジタルコネクションストーリー」を体験しながら、KDDIが提供する最先端の通信技術について話を伺いました。
2023.12.22(最終更新日:2024.01.10)