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    • 印刷会社から生まれたフェムテックIoTサービス「わたしの温度®︎」。開発を通じて見えた女性のホルモンバランスと、社会進出の関係 印刷会社から生まれたフェムテックIoTサービス「わたしの温度®︎」。開発を通じて見えた女性のホルモンバランスと、社会進出の関係

      印刷会社から生まれたフェムテックIoTサービス「わたしの温度®︎」。開発を通じて見えた女性のホルモンバランスと、社会進出の関係

      女性のからだというのは、とかく複雑にできている。生理後の二週間前後で排卵が起き、受精をすれば妊娠、受精しなければまた次の生理が始まる。排卵を軸にして、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)のバランスが日々少しずつ変化するので、生理前にメンタルが不安定になったり、熱っぽさやのぼせが起きたりする。そんな女性の日々の健康を測るひとつの方法に「基礎体温」の測定がある。一般的に排卵日を起点にして女性のからだは低温期と高温期のふたつに分類することができるのだが、基礎体温を測定することでホルモンのバランスや、妊娠のしやすさ、生理の近さなどを把握できる。妊活やPMS(月経前症候群)を知るために、日々記録をつけているという女性は少なくない。「わたしの温度®」は、そんな温度リズムの測定を、簡単に・手軽にしてくれる。小型の温度計を専用のナイトブラのポケットに入れ、着用して寝るだけで、就寝中に自動で計測してくれる。その記録をもとに妊娠のしやすさやメンタルバランスに関するアドバイスももらえる「痒いところに手が届く」サービスだ。妊活や生理周期の把握に大いに役立つフェムテック商品なわけだが、開発したのは、印刷業界の大手「TOPPANホールディングス」のグループ会社。印刷会社がなぜフェムテックに参入したのか?デバイスの特徴や開発におけるポイント、そして「わたしの温度®」の開発を通じて会社の中で変化が起きたこと、これからの世の中で変化を起こしたいことについて、TOPPANエッジのイノベーションセンターに所属する廣瀬久美さんと都成大輔さんにお話をうかがった。

      2024.03.21(最終更新日:2024.03.21)

    • インクルーシブな社会をけん引する、会話を見える化するアプリ「YYSystem」 インクルーシブな社会をけん引する、会話を見える化するアプリ「YYSystem」

      インクルーシブな社会をけん引する、会話を見える化するアプリ「YYSystem」

      音が聞こえない、あるいは聞こえにくいと感じている人が増えている。現在、日本における聴覚障害者の数は約34万人。これに普段から聞こえにくさを感じている人、難聴を自覚している人の数を合わせると5000万人近くになるといわれている(※1)。スマホなどで大音量の音楽を長時間聴く人が増えていることもあり、WHO(世界保健機構)は、2050年までに世界で約25億人(4人に1人)が程度に差はあれど、難聴を抱えて生活すると予測(※2)。声と耳だけを使ったコミュニケーションの時代はまもなく終わりを迎えるともいえるだろう。そんな中、新しいコミュニケーションツールとして「YYSystem(ワイワイ システム)」が注目を集めている。聴覚障害者のために作られた声や音を「見える化」するアプリだが、これが障害のあるなしにかかわらず、子どもから大人まで「楽しく」コミュニケーションが取れる画期的なシリーズなのだ。株式会社アイシンのYYSystem開発プロジェクトリーダーの中村正樹さんと、事業推進グループの日下喜与美さんに話を伺った。※1  JapanTrak 2018 調査報告http://www.hochouki.com/files/JAPAN_Trak_2018_report.pdf※2 WHOの世界聴覚報告書(英語記事)https://www.who.int/news/item/02-03-2021-who-1-in-4-people-projected-to-have-hearing-problems-by-2050

      2024.03.07(最終更新日:2024.03.13)

    • 農村のレンガ壁に「最新スマホのペンキ広告」を出稿?…新興国の開拓にイノベーションを起こす、中国発“アドテク”の新展開 農村のレンガ壁に「最新スマホのペンキ広告」を出稿?…新興国の開拓にイノベーションを起こす、中国発“アドテク”の新展開

      農村のレンガ壁に「最新スマホのペンキ広告」を出稿?…新興国の開拓にイノベーションを起こす、中国発“アドテク”の新展開

      2月9日、中国では特別番組「春節連歓晩会」(通称:春晩)が放送されました。再放送も合わせると10億人以上が視聴するという怪物番組であり、親子三世代がテレビの前に集まって視聴することも多いこの番組の広告枠を利用し、スマートフォンやアプリケーションを提供する企業が新規ユーザー獲得を実現しています。中国ではほかにも、デジタルな情報が届きにくい「下沈市場」「銀髪経済」向けの宣伝を行うため、ユニークなアドテク(広告技術)が次々に生まれています。本稿では、日本企業にも重要な示唆を与え得る中国の最新アドテクについて、国際的なテック事情に詳しいジャーナリスト・高口康太氏が解説します。

      2024.03.08(最終更新日:2024.03.08)

    • 動物のためのがん検査「マイクロRNAを用いたリキッドバイオプシー」が、アニマルヘルスケアの未来を変える 動物のためのがん検査「マイクロRNAを用いたリキッドバイオプシー」が、アニマルヘルスケアの未来を変える

      動物のためのがん検査「マイクロRNAを用いたリキッドバイオプシー」が、アニマルヘルスケアの未来を変える

      我が子同然のペット(伴侶動物)が病気となれば、一大事だ。それも「がん」と聞いたら、目の前が真っ暗になってしまう飼い主は多いだろう。イヌとネコの死因の第一位は、がんである。イヌに至っては、半数以上ががんで亡くなっている。ヒトと同じで、がんから命を救うための最良の方法は、早期発見である。しかしながら、動物は「ここが痛い」「つらい」などと話すことができない上、予防のためにがんの定期検診などを受けるのは一般的ではなく費用もかかるため、早期に発見するのは困難だといわれてきた。2022年11月、画期的ながん早期発見システムが発表された。12がん種の検出をわずかな血液で発見できる次世代診断システム「イヌの血中マイクロRNAを用いたリキッドバイオプシー」だ。精度は非常に高く、CTやMRIでもキャッチできないような小さな腫瘍も発見できる可能性を秘めている。メディカル・アーク社の代表取締役であり、腫瘍専門の獣医師である伊藤 博先生に話を伺った。

      2024.02.29(最終更新日:2024.03.04)

    • 漁業×農業のハイブリッド型農法「アクアポニックス」が築く、持続可能な農業スタイルとは? 漁業×農業のハイブリッド型農法「アクアポニックス」が築く、持続可能な農業スタイルとは?

      漁業×農業のハイブリッド型農法「アクアポニックス」が築く、持続可能な農業スタイルとは?

      農業従事者の高齢化と少子化による担い手不足や、人材不足、海外諸国との価格競争など、様々な課題を抱える農業。そんな社会課題への糸口になるのが「アクアポニックス」といわれる農法だ。聞き馴染みがないかもしれないが、養殖している魚の排泄物を肥料にして植物を育てる、漁業と農業のハイブリットともいえる循環型の農法だ。新潟県長岡市に拠点がある「株式会社プラントフォーム」は、アクアポニックスで国内最大規模の工場を持ち、効率的・生産的に農作物やチョウザメから採れるキャビアを商品化して出荷しているという。今回は株式会社プラントフォーム代表の山本さんにお話を伺い、アクアポニックスという農法や、今までゆかりのなかった新潟県長岡市でこの事業をはじめたきっかけなどを語ってもらった。

      2024.02.15(最終更新日:2024.02.15)

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