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「hitotachi」の記事一覧

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    オフィス街でも牧場でも?! 移動式の瞑想空間「(MU)ROOM Ride(ムルーム ライド)」

    オフィス街でも牧場でも?! 移動式の瞑想空間「(MU)ROOM Ride(ムルーム ライド)」

    コロナ禍による意識変容や、情報社会を背景とした精神疾患患者数の増加によって、近年、瞑想に対する需要が世界的に高まっているという。瞑想におけるマインドフルネスがウェルビーイングの実現やメンタルヘルスを改善する効果的な方法として注目されているのだ。日本ではメンタルヘルスへのアプローチの一つとして“サウナブーム”が巻き起こったが、瞑想はその次に来るのではないだろうか。アメリカではその勢いが顕著で、アメリカで瞑想を行う人口(過去1年以内に実施した人数)の割合は、2012年から2017年のあいだで3倍以上増加。アメリカには約2,500箇所の瞑想スタジオがあり、市場は成長(年率10%以上)を続け、現時点でアメリカのみで3,000億円を超える市場であると推測される。(※1) そんな中、日本で瞑想に対する面白い取り組みをしているプロジェクトがあるという。多様な場での瞑想体験を可能にする移動式の「(MU)ROOM Ride(ムルーム ライド)」だ。株式会社Chicabi(以下、Chicabi)、一般社団法人関西イノベーションセンター(以下、MUIC Kansai)、パナソニックグループの3社が共同で開発したというプロジェクトだが、一体どのような仕組みなのだろうか。ライターが実際に瞑想体験を行い、その様子をレポート。また、今回のプロジェクトの企画者でもある、Chicabi代表の川上さんと、MUIC Kansaiの村上さんにお話を伺った。 ※1 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000083261.html

    2024.04.24(最終更新日:2024.04.25)

  • ネコ用品メーカー〈nekozuki〉が大切にする、ネコの暮らしと健康のための商品づくり

    ネコ用品メーカー〈nekozuki〉が大切にする、ネコの暮らしと健康のための商品づくり

    現在、統計によるとネコの平均寿命は15.45歳と言われている(注1)。屋外飼いから室内飼いが推奨される時代に変わり、健康面の管理が行き届くようになったことが要因の一つと言われている。その一方で、高齢化によって生じる健康障害・病気も増加の傾向に。特に歯周病や腎機能の低下による腎不全は高確率で罹患すると言われている(注2)。習性上、痛みなどを隠す傾向にあるネコは、日々の動きや表情からは早期発見が難しい。そのためには定期的な健康診断以外に方法はないが、移動が大きなストレスにもなりうるネコにとって、病院への健診は毎回大騒ぎ。ネコと飼い主ともども疲弊する…というのは、共通の悩みではないだろうか。そんな中、ネコ用品メーカーから簡易検査キット「うちのねこといっしょ」が2023年に発売された。これは3種類の検査が自宅で行え、かつその場で結果が分かるというもの。企画から製造まで、岩手県内にある検査メーカーとネコ用品のデザイン会社が開発し、国内で生産しているという。株式会社nekozuki代表・太野 由佳子さんに開発の経緯や、ネコ目線で行っているという商品開発について伺った。(注1)参考:令和3年 全国犬猫飼育実態調査|一般社団法人ペットフード協会https://petfood.or.jp/topics/img/211223.pdf(注2)https://www.anicom-page.com/hakusho/journal/pdf/120827.pdf

    2024.04.12(最終更新日:2024.04.12)

  • 印刷会社から生まれたフェムテックIoTサービス「わたしの温度®︎」。開発を通じて見えた女性のホルモンバランスと、社会進出の関係

    印刷会社から生まれたフェムテックIoTサービス「わたしの温度®︎」。開発を通じて見えた女性のホルモンバランスと、社会進出の関係

    女性のからだというのは、とかく複雑にできている。生理後の二週間前後で排卵が起き、受精をすれば妊娠、受精しなければまた次の生理が始まる。排卵を軸にして、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)のバランスが日々少しずつ変化するので、生理前にメンタルが不安定になったり、熱っぽさやのぼせが起きたりする。そんな女性の日々の健康を測るひとつの方法に「基礎体温」の測定がある。一般的に排卵日を起点にして女性のからだは低温期と高温期のふたつに分類することができるのだが、基礎体温を測定することでホルモンのバランスや、妊娠のしやすさ、生理の近さなどを把握できる。妊活やPMS(月経前症候群)を知るために、日々記録をつけているという女性は少なくない。「わたしの温度®」は、そんな温度リズムの測定を、簡単に・手軽にしてくれる。小型の温度計を専用のナイトブラのポケットに入れ、着用して寝るだけで、就寝中に自動で計測してくれる。その記録をもとに妊娠のしやすさやメンタルバランスに関するアドバイスももらえる「痒いところに手が届く」サービスだ。妊活や生理周期の把握に大いに役立つフェムテック商品なわけだが、開発したのは、印刷業界の大手「TOPPANホールディングス」のグループ会社。印刷会社がなぜフェムテックに参入したのか?デバイスの特徴や開発におけるポイント、そして「わたしの温度®」の開発を通じて会社の中で変化が起きたこと、これからの世の中で変化を起こしたいことについて、TOPPANエッジのイノベーションセンターに所属する廣瀬久美さんと都成大輔さんにお話をうかがった。

    2024.03.21(最終更新日:2024.03.21)

  • 動物のためのがん検査「マイクロRNAを用いたリキッドバイオプシー」が、アニマルヘルスケアの未来を変える

    動物のためのがん検査「マイクロRNAを用いたリキッドバイオプシー」が、アニマルヘルスケアの未来を変える

    我が子同然のペット(伴侶動物)が病気となれば、一大事だ。それも「がん」と聞いたら、目の前が真っ暗になってしまう飼い主は多いだろう。イヌとネコの死因の第一位は、がんである。イヌに至っては、半数以上ががんで亡くなっている。ヒトと同じで、がんから命を救うための最良の方法は、早期発見である。しかしながら、動物は「ここが痛い」「つらい」などと話すことができない上、予防のためにがんの定期検診などを受けるのは一般的ではなく費用もかかるため、早期に発見するのは困難だといわれてきた。2022年11月、画期的ながん早期発見システムが発表された。12がん種の検出をわずかな血液で発見できる次世代診断システム「イヌの血中マイクロRNAを用いたリキッドバイオプシー」だ。精度は非常に高く、CTやMRIでもキャッチできないような小さな腫瘍も発見できる可能性を秘めている。メディカル・アーク社の代表取締役であり、腫瘍専門の獣医師である伊藤 博先生に話を伺った。

    2024.02.29(最終更新日:2024.03.04)

  • 漁業×農業のハイブリッド型農法「アクアポニックス」が築く、持続可能な農業スタイルとは?

    漁業×農業のハイブリッド型農法「アクアポニックス」が築く、持続可能な農業スタイルとは?

    農業従事者の高齢化と少子化による担い手不足や、人材不足、海外諸国との価格競争など、様々な課題を抱える農業。そんな社会課題への糸口になるのが「アクアポニックス」といわれる農法だ。聞き馴染みがないかもしれないが、養殖している魚の排泄物を肥料にして植物を育てる、漁業と農業のハイブリットともいえる循環型の農法だ。新潟県長岡市に拠点がある「株式会社プラントフォーム」は、アクアポニックスで国内最大規模の工場を持ち、効率的・生産的に農作物やチョウザメから採れるキャビアを商品化して出荷しているという。今回は株式会社プラントフォーム代表の山本さんにお話を伺い、アクアポニックスという農法や、今までゆかりのなかった新潟県長岡市でこの事業をはじめたきっかけなどを語ってもらった。

    2024.02.15(最終更新日:2024.02.15)

  • 健康に良いだけで終わらせない。挑戦する人を支えるウェルネスブランド「テンシャル」

    健康に良いだけで終わらせない。挑戦する人を支えるウェルネスブランド「テンシャル」

    近年、ウェルネス業界は世界的に注目を集め、日本でもウェルビーイングやサステナブル、エシカルなどをキーワードに、心身の健康をサポートするブランドが急増している。選択肢が増えることは喜ばしい一方で、そのあまりの数の多さに、結局何を選んだらいいのか悩んでしまう消費者も多いのではないだろうか。選ぶにあたって強力な指標となるのはやはり、実際の効果だ。もちろん効果の感じ方には個人差があり、試してみなければわからないのは前提だが、きちんとした科学的根拠が示されていることは選ぶ一つの理由になる。今回紹介する「TENTIAL(テンシャル)」は、そうしたエビデンス取得に本気で取り組み、本質的な健康を届けようとするウェルネスブランドだ。効果にこだわるTENTIALの製品づくりの裏側について、研究開発全体の統括を務めるCRO(Chief R&D Officer)の舟山健太さんに伺った。

    2024.01.26(最終更新日:2024.02.01)

  • 運動が好きになるきっかけを。AI分析でスポーツの適性を教えてくれる「DigSports」

    運動が好きになるきっかけを。AI分析でスポーツの適性を教えてくれる「DigSports」

    スポーツの分野に最新のAIやデータ分析、ロボット工学などの技術を取り入れ、スポーツの在り方を発展させる「スポーツテック」。トレーニングの最適化や競技の正確な判定、観戦環境の向上など、さまざまな領域で役立てられている。そんなスポーツテックに着目し、ライフスタイルの変化による子どもの運動能力や働く世代の基礎体力の低下といった社会課題にアプローチしているのが、「DigSports(ディグスポーツ)」だ。株式会社電通総研が開発したシステムで、センサーやAIを活用して運動能力を測定し、一人ひとりの長所に応じて、どのスポーツが自分に向いているのかを提案してくれる。運動に苦手意識を持つ子どもや、運動が疎遠になった働く世代にも、もっとスポーツに親しんでもらいたいという思いで生まれた「DigSports」は、現在さまざまな場面で活用され始めている。そこで今回は、「DigSports」のプロダクトマネージャーを務める飯田倫崇さんに、開発の裏側や目指す未来について伺った。

    2024.01.04(最終更新日:2024.01.05)

  • 市民に開かれた創造拠点を目指す、シビック・クリエイティブ・ベース東京 [CCBT]

    市民に開かれた創造拠点を目指す、シビック・クリエイティブ・ベース東京 [CCBT]

    2022年10月、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](以下、CCBT)が渋谷にオープンした。かつて宴会場だったホテルの地下1フロアを展示・制作・ワークショップなど、あらゆる活動が行える空間に改装。毎週のようにイベントが催され、これまで関わったアーティストやテクニカルスタッフの数は100人をゆうに超える。日本のメディアアート※の先駆者から、AIやWeb3などの先端技術で事業を起こす実践者までが集い、まるでリレーのように発表が続く勢いのある場所だ。※メディアアート:デジタルテクノロジーを用いた芸術作品の総称また市民にとっても、CCBTは作品をただ眺めるだけの空間ではない。「デジタル公民館」という比喩がしっくりくるほど、アーティストや先端技術と近くで触れられる場所なのだ。CCBTを運営する東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が目指したのは創造拠点、それは“つくることが中心になる場所”。デジタルテクノロジーをアーティストが魅力ある作品に昇華していく過程を公開し、市民もその一部に触れることで創造性を獲得していく。デジタルテクノロジーを身近なものとし、創造の手段にまで導くCCBTの試みと、目指すものについて伺った。

    2023.11.08(最終更新日:2023.11.08)

  • 子どもたちと向き合う時間を増やすために。多忙な保育士のアナログ業務をICT化するサービス「CoDMON」とは?

    子どもたちと向き合う時間を増やすために。多忙な保育士のアナログ業務をICT化するサービス「CoDMON」とは?

    保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(以下コドモン)」。「すべての先生に、子どもと向き合う時間と心のゆとりを」というコンセプトの下、主に保育園の業務改善に取り組み、現在、保育施設向けICTサービス導入実績No.1となっているという(2023年1月株式会社東京商工リサ―チ調べ)。保育×テック領域での成功の秘訣は、徹底したカスタマーサクセス。利用者の使いやすさを第一に考えられたUIは、先生と保護者の双方の満足度が高く、結果的に子どもたちへの豊かな保育の提供に繋がっている。未来を担う子どもたちのためにテックの力でできることは何か。そして、カスタマーサクセスにこだわる理由とは。株式会社コドモン執行役員で、カスタマーサクセス部ゼネラルマネージャーの荒井翔子さんにお伺いする。

    2023.10.26(最終更新日:2023.10.26)

  • ウシの行動をモニタリングする国内初の首輪型IoTデバイス。畜産業界の変革に挑むアグリテック企業の思い

    ウシの行動をモニタリングする国内初の首輪型IoTデバイス。畜産業界の変革に挑むアグリテック企業の思い

    慢性的な労働力不足に後継者問題、業務の効率化、SDGsへの取り組み……。飼養規模が急激に拡大するなか、畜産業界はさまざまな課題を抱えている。そんな畜産農家の現状を変えていきたいと立ち上がったのが、デザミス株式会社だ。2016年に創業して以来、IoTソリューションを用いて畜産農家の抱える課題解決に取り組んできた。2017年には、ウシの行動をモニタリングするサービス「U-motion」をリリース。IoTデバイスをウシに装着すると、24時間行動データが記録され、ウシの飼育に不可欠な細やかな観察をサポートしてくれる。蓄積されたデータをもとに疾病や発情などの予兆を検知し、リアルタイムで教えてくれるアラート機能もあり、農家の負担軽減にも一役買っている。そこで今回は、創業当初から「U-motion」開発に携わったCTOの小佐野剛さんと、事業企画・PRを担当するCBOの菊池遼介さんに、サービス開発の裏側やアグリテック領域における今後の展望について伺った。

    2023.10.18(最終更新日:2023.10.18)