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ついに“公道での無人運行”が始まった「自動運転バス」…運転士不足による影響が懸念される「2024年問題」解決のカギとなるか?
23年5月、福井県永平寺町で運転士や乗務員が乗っていない無人の自動運転の小型バスの運行が国内で初めて開始されました。実は、乗務員が添乗している自動運転バスはもう少し前から運行を始めており、20年9月には東京都大田区が大規模複合施設の敷地内で、また20年11月には茨城県境町が「公道」で、時刻表通りの定常運行を開始しています。このように自動運転バスは技術的にはすでに実用化のレベルに達しています。とはいえ、これが広く日常に定着していくまでには制約や課題がいくつも残されています。この記事では、自動運転バスの現状と最新動向をレポートします。
2023.11.08(最終更新日:2023.11.08)
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ルート算出のため部屋の間取りを認識し、「水拭き」にも対応…最新〈ロボット掃除機〉による驚きの“時短効果”をシミュレーション
米・アイロボット『ルンバ』が2002年に日本に上陸して以来、急速に普及したロボット掃除機。もはや生活の一部になっているという人も多い一方で、「きちんと掃除してくれるとは思えない」「床を片づけるのが大変で、自分で掃除したほうが早い」など、懐疑的な意見も聞かれます。しかし近年のロボット掃除機は大幅に進化しており、上のような不安を解消する機能を搭載した機種が増えています。ロボット掃除機はどのように進化したのか、またロボット掃除機を使うと家事時間はどれほど時短できるか、さっそくみていきましょう。
2023.10.31(最終更新日:2023.10.31)
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遠隔地からの病理診断を可能にする「テレパソロジー」…〈病理医不足〉解決のカギとなるか?【乳がん治療現場からの報告】
インターネットやデジタルテクノロジーを活用し、遠隔地にいる病理医が病理診断を行えるように構築した診断システム「テレパソロジー」。通常の病理診断に比べ2倍近くの時間がかかるなど、まだまだ課題は残りますが、デジタルインフラの発展等により、技術的にはすでに顕微鏡による診断と遜色ない精度での診断が可能となっており、慢性的な病理医不足の問題を解決する可能性を秘めています。本稿では、乳がん診療の現場に「テレパソロジー」を用いた術中迅速病理診断を導入した、ときわ会常磐病院乳腺甲状腺外科・尾崎章彦医師の報告から、導入初期における問題点と対策について考えていきます。
2023.10.31(最終更新日:2023.10.31)
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子どもたちと向き合う時間を増やすために。多忙な保育士のアナログ業務をICT化するサービス「CoDMON」とは?
保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(以下コドモン)」。「すべての先生に、子どもと向き合う時間と心のゆとりを」というコンセプトの下、主に保育園の業務改善に取り組み、現在、保育施設向けICTサービス導入実績No.1となっているという(2023年1月株式会社東京商工リサ―チ調べ)。保育×テック領域での成功の秘訣は、徹底したカスタマーサクセス。利用者の使いやすさを第一に考えられたUIは、先生と保護者の双方の満足度が高く、結果的に子どもたちへの豊かな保育の提供に繋がっている。未来を担う子どもたちのためにテックの力でできることは何か。そして、カスタマーサクセスにこだわる理由とは。株式会社コドモン執行役員で、カスタマーサクセス部ゼネラルマネージャーの荒井翔子さんにお伺いする。
2023.10.26(最終更新日:2023.10.26)