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いつでもどこでも世界の美術館にアクセス!VR・AR技術で、アートがもっと身近に
VR(仮想現実)やAR(拡張現実)に、それらを組み合わせたXR(クロスリアリティ)といった言葉を耳にする機会が増えました。VRは「Virtual Reality (=仮想現実)」の略で、仮想世界を現実世界のように体験できる技術のことです。仮想世界にはゲームやメタバースのように全く架空の世界もあれば、これから紹介する美術館や博物館を再現したもののように、現実の世界を写真や3DCG(=3 Dimensional Computer Graphics、3次元空間でのコンピュータグラフィックスの略)で再現したものもあります。例えば、GoogleMapのストリートビューも広い意味でVRの一種と言えます。ARとは「Augmented Reality(=拡張現実)」の略で、現実世界にCGなどの画像や映像を重ねて表示させる技術のことで、スマホ向けゲームの「Pokemon Go」が有名でしょう。このようにVRやARはゲームやライブといったエンタメから、医療やデザインなどのビジネス領域まで、すでに幅広く浸透しています。
2023.05.16(最終更新日:2023.05.16)
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「物流2024年問題」で期待が高まるドローン物流。その可能性と課題を実証実験から探る
ドローン物流の社会実装に向けて、日本では国土交通省が2018年度に全国5地域で検証実験を実施。2020年からはドローンに関する航空法改正により、機体認証制度や運行管理のルール、ドローンの国家資格(操縦ライセンス制度)といった法整備が行われてきました。2023年現在では官民一体となった実証実験が全国各地で行われ、レベル4飛行(有人地帯における目視外飛行)も解禁されるなど、実装に向けてより本格的に動き出しています。この記事では、過疎地・離島/都市部における実証実験例を紹介しつつ、ドローン物流の有効性や課題についてまとめます。
2023.05.15(最終更新日:2023.05.15)
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もうすぐ日本も席巻!? 筋トレのDX デジタル大国・中国で進化するフィットネス・ビジネス
近年、ITの急激な進歩とコロナ禍を契機として、フィットネス・ビジネスの形は大きく変わりました。とりわけ、今や世界有数のIT大国となった中国では、フィットネスジムと自宅で行うトレーニング「宅トレ」のいずれにおいてもDX(デジタル・トランスフォーメーション)の進展が目覚ましく、ユニークな進化を遂げています。近い将来、日本でも同様のサービスが広く普及する可能性があり、目が離せません。ジャーナリスト・高口康太氏が解説します。スポーツジムで体を鍛える、ヨガで心身を整える……こうしたフィットネスの世界にもDX(デジタル・トランスフォーメーション)の波が押し寄せています。人間の体の仕組みははるか昔から変わりませんが、より簡単に、より高精度に、より楽しくフィットネスに取り組める環境が整いつつあるのですデジタル技術による変革は世界的な現象です。その中でもユニークな事例を数多く輩出しているのが、新興デジタル大国の中国です。フィットネスの分野もその一つ。この記事では中国でどのような新トレンドが生まれているのかを見ていきます。
2023.04.13(最終更新日:2023.04.13)