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画像・音声認識に対応した新「ChatGPT」が登場…“目”と“耳”を手に入れた生成AIは何を可能にするのか?
2023年9月、従来のChatGPTに「画像解析」「音声認識・出力」という新機能を追加した「GPT-4V(ビジョン)」が登場しました。「ChatGPT」が"目"と"耳"を手に入れたことで、「手書きのワイヤーフレームの写真」などを基に、Webサイトやアプリのコードを生成するというような作業も可能になり、大幅に実用性が高まるとみられています。一方で、情報の正確性や生成物に関する著作権等の権利問題にはまだまだ課題も残ります。本稿では、既存のビジネス環境に多大な影響を与え得る「GPT-4V」のインパクトや活用事例を紹介しつつ、生成AI開発の最新動向に迫ります。
2023.12.04(最終更新日:2023.12.04)
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被害額580億円相当…「暗号資産」を盗んだ犯人はどう追跡されるのか?サイバー犯罪の現状
ビットコイン現物投資型のETF申請が話題となるなど※、注目を集める「暗号資産」。注目に伴い、日本の暗号資産はサイバー攻撃者にますます狙われることが予想されています。2018年には、暗号資産(仮想通貨)交換業者「コインチェック」から約580億円相当の暗号資産「NEM(ネム)」が盗まれる事件が発生しました。本記事では、この事件をもとに、「暗号資産」を盗んだ犯人はどう追跡されるのか。盗んだ暗号資産は没収できるのか。フィンテックにおけるサイバー犯罪の現状について、NEM流出事件の弁護団としても活躍する弁護士の伊藤健氏が解説します。※ETF:上場投資信託のこと。ETFが承認されると、ビットコインの大幅な価格上昇が見込まれている。
2023.11.28(最終更新日:2023.12.11)
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2026年にも東京でサービス開始か?…運転席・ハンドルのない「自動運転タクシー」開発の最新動向
2023年10月19日、ホンダ(本田技研工業)が2026年初頭にも東京で自動運転タクシーサービスを開始すると発表しました。サービス実現のために、ホンダは米国ですでに自動運転タクシーを運用しているGMクルーズホールディングスとゼネラルモーターズの3社で合弁会社の設立に向けた基本合意書を締結しています。運輸・物流業界の運転士不足が顕在化すると危惧される「2024年問題」の到来を目前に控え、日本では自動運転タクシーには大きな期待がかけられています。本記事では、米国や中国ではすでに実用化されている自動運転タクシーについて、自動運転バスとの比較で浮かび上がる特有の課題をみつつ開発の最新事情を解説します。
2023.11.27(最終更新日:2023.11.27)
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ロボットアニメの世界が現実に…「動く実物大ガンダム」に続き、乗って操縦できるロボットも登場! 巨大ロボット開発の最前線に迫る
20年11月末に横浜・山下公園に登場した身長18mの「動く実物大ガンダム」は、大きな話題を巻き起こしました。その大きさと迫力、手足を滑らかに動かしながら前進し、手を空に突き上げる姿に感動を覚えた人も多いのではないでしょうか。23年には、乗って操縦できる身長4mの変形ロボット『アーカックス』や、身長3mのベースロボット『EXA』が登場。これらのロボットは、人が実際に搭乗して操縦・走行させることが可能であり、アニメを観て憧れていた未来、巨大ロボットに実際に乗れる時代の到来を感じさせます。現在、巨大ロボットたちは何か大きなモノを運ぶことも公道を走ることもできず、用途は専ら“エンタテイメント”。ただ将来的には、倉庫や工事現場、災害現場での活躍も期待されているといいます。本稿では、巨大ロボット開発の最前線についてレポートします。
2023.11.17(最終更新日:2023.11.17)
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ついに“公道での無人運行”が始まった「自動運転バス」…運転士不足による影響が懸念される「2024年問題」解決のカギとなるか?
23年5月、福井県永平寺町で運転士や乗務員が乗っていない無人の自動運転の小型バスの運行が国内で初めて開始されました。実は、乗務員が添乗している自動運転バスはもう少し前から運行を始めており、20年9月には東京都大田区が大規模複合施設の敷地内で、また20年11月には茨城県境町が「公道」で、時刻表通りの定常運行を開始しています。このように自動運転バスは技術的にはすでに実用化のレベルに達しています。とはいえ、これが広く日常に定着していくまでには制約や課題がいくつも残されています。この記事では、自動運転バスの現状と最新動向をレポートします。
2023.11.08(最終更新日:2023.11.08)
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