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ルート算出のため部屋の間取りを認識し、「水拭き」にも対応…最新〈ロボット掃除機〉による驚きの“時短効果”をシミュレーション
米・アイロボット『ルンバ』が2002年に日本に上陸して以来、急速に普及したロボット掃除機。もはや生活の一部になっているという人も多い一方で、「きちんと掃除してくれるとは思えない」「床を片づけるのが大変で、自分で掃除したほうが早い」など、懐疑的な意見も聞かれます。しかし近年のロボット掃除機は大幅に進化しており、上のような不安を解消する機能を搭載した機種が増えています。ロボット掃除機はどのように進化したのか、またロボット掃除機を使うと家事時間はどれほど時短できるか、さっそくみていきましょう。
2023.10.31(最終更新日:2023.10.31)
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遠隔地からの病理診断を可能にする「テレパソロジー」…〈病理医不足〉解決のカギとなるか?【乳がん治療現場からの報告】
インターネットやデジタルテクノロジーを活用し、遠隔地にいる病理医が病理診断を行えるように構築した診断システム「テレパソロジー」。通常の病理診断に比べ2倍近くの時間がかかるなど、まだまだ課題は残りますが、デジタルインフラの発展等により、技術的にはすでに顕微鏡による診断と遜色ない精度での診断が可能となっており、慢性的な病理医不足の問題を解決する可能性を秘めています。本稿では、乳がん診療の現場に「テレパソロジー」を用いた術中迅速病理診断を導入した、ときわ会常磐病院乳腺甲状腺外科・尾崎章彦医師の報告から、導入初期における問題点と対策について考えていきます。
2023.10.31(最終更新日:2023.10.31)
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未来の職場はバーチャル?メタバース時代の「新たな働き方」と自己表現のかたち
メタバースへの関心が高まる中で、新たな働き方として「メタバースで働くこと」に対する期待も高まっています。メタバースは、アバターを通じたオンラインでの活動を可能にし、これまでにない働き方を生み出し、個人の特性に適した働き方を提供できる可能性があります。筆者自身も、VRChatというメタバースプラットフォームで「私立VRC学園」という仮想学校を設立し、授業を開講したり、メタバース内に美術館を創設し展示会を主催したりするなど、数々のイベントを企画・運営してきました。そこでは、単なる交流に留まらず、イベントの企画や運営、メタバース上での案内や指導などの役割も発生します。これらの経験を通じて、「メタバース内での新しい働き方」について多くの示唆を得ることができました。新しい働き方の可能性が広がるメタバースの世界で、私たちの未来はどのように変わっていくのでしょうか。
2023.10.10(最終更新日:2023.10.10)
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世界の空港で続々導入… WHILLの「自動運転パーソナルモビリティ」が叶える、誰でも自由に目的地へ
車に乗り込んで行き先を設定するだけで、自動的に目的地まで運んでくれる――そんな夢のようなシナリオは、長らく想像の中だけのものでしたが、この数十年で自動運転技術は大きな進化を遂げ、今や現実のものとなっています。そしてその流れの中で、2020年7月に羽田空港で実現されたのは、車ではなく「パーソナルモビリティ(一人用の乗り物)いす」の自動運転です。本稿では、簡単な操作だけで、目的地まで誰でも安全に移動することができる「WHILL(ウィル)自動運転モデル」について、WHILL広報の新免那月氏に話を伺い、その技術や広がる今後の可能性について解説していきます。
2023.10.06(最終更新日:2023.10.06)