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外出できない人たちに新しい働き方を。分身ロボットカフェが体現する、繋がりを諦めない未来とは
最近、街中でさまざまなロボットを見かけるようになった。音楽を鳴らしながら通路を走り料理を配膳するネコ型のロボット、ビルを巡回する警備ロボット、各家庭でも普及しつつある小型の清掃ロボット…。ロボットが何かと話題になり始めた2000年代初頭にはまだ夢のように思えていた「ロボットと人間の共存」は、もうすぐそこまで来ているのかもしれない…とロボット工学や技術に縁遠い筆者ですら思ってしまう。そんななか、東京・日本橋に2021年、分身ロボットカフェ「DAWN」がオープンしたことをご存じだろうか。このカフェでは、来店者の案内・店内説明・注文の受付など、ほとんど全ての接客を小型の分身ロボット「OriHime」と人型ロボット「OriHime-D」が担っているのだという。今回は、その「OriHime」「OriHime-D」の生みの親であり、カフェを運営する「オリィ研究所」代表の吉藤オリィさんにお話を伺った。
2022.11.07(最終更新日:2022.11.08)
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