挫折してきたクローゼットの中身の把握
この服かわいいな、と思って買った後、クローゼットから似たような服が出てきた…そんな経験はありませんか？すでに持っているアイテムをついつい忘れて買ってしまうたびに「ああ…またやってしまった」となる筆者です。
以前、友人が自分の持ち物や服を写真に撮り、写真管理アプリなどで整理しているのを見て、「いいなそれ、やってみよう」と思ったのですが、自分で分類するのが面倒で、写真を撮っても続きませんでした。でもやっぱりなんとかしたい…そんなときにアプリストアをザッピングして出会ったのが「XZ」というアプリでした。
XZ（クローゼット）とは？
「XZ」は、手持ちの服を登録するだけで、AIが新たな着回しコーデを提案してくれるアプリです。
持っている服の写真を撮ったり、連携しているECサイトでの購入履歴をインポートしたりすることによって手軽に商品の登録ができ、持っている服の傾向や利用状況を診断してくれる「クローゼット診断」という機能もあります。
さっそく使ってみた
説明を読む限りは、そんなに面倒ではなさそうだからとりあえず使ってみよう、とまずはインストール。
アプリを立ち上げると年代や好みのスタイルを聞かれるので答えていくと、「この商品を持っているか？」という確認が出てきます。これは何に使うんだろう、と思いつつ、「持っている/持っていない」を複数回選択すると…
4ステップほど質問に答えていくうちに、コーディネートができました。
「え？これだけで終わり？」と思うほど手軽で、特にストレスなくできました。ただあくまで似たアイテムを選んでいるだけなので、次ステップとして、実際に持っている服を登録しないといけません。この登録がめんどくさいのかもしれないな…と疑いながら取り掛かりました。
今回は商品登録の画面で写真を撮り、自動切り抜きという機能をつかってみました。
商品登録がとてもスムーズ
「！？」
ずぼらな筆者が撮影した写真は床の木目やカーペットの端が写ってしまっているのですが、それらをすべて無視してきれいに切り取りをしてくれました。切り抜き自体も時間はほとんどかかりません。これはめちゃくちゃ楽しいし快感です。
この写真登録の後も服の分類をする画面が出てくるのですが、服の形などによって自動で色やカテゴリ（シャツ、ニット、パンツ…など）の分類をしてくれており、精度は高かったです。あとは好みなどで細かなカテゴリやブランドを登録もできました。登録自体は1アイテムあたり1-2分で終わります。
登録が終わりアプリのトップ画面に戻ると、実際に自分が撮影した服でのコーデ一覧が見れ、天気などに合わせておすすめもしてくれます。薄着にする、厚着にする、という微調整もできます。服の素材や長袖かどうか、利用シーズンなどが登録できるため、それらの情報から推測しているようです。なお、画像以外の情報の登録は任意ですが、より精度が高いコーデ提案をしてほしい場合は登録しておくと良さそうです。
もちろん持っている服の一覧も見れますので、気軽に登録・整理もできて便利です。
コーデの記録やクローゼット診断も
実際に着たコーデの登録もできるので、カレンダー上でいつどんな組み合わせを着たのかも見返すことができます。友人と会うときに、前も同じ服の組み合わせで会ってないかな…なんて悩むこともなさそうです…！
他にも服の傾向（色や持っているアイテムカテゴリの数など）や、実際に着用しているかどうかの状況把握もできる「クローゼット診断」という分析機能もあります。ここであまり着ていない服などがあれば、服の買い取り依頼も出すことができるそうです。確かにずっと使ってないのであれば、次の使い手に回していくという方が良さそうですね。連携して買い取り依頼ができるのも便利なポイントかもしれません。
使ってみた感想・まとめ
めんどくさがりな筆者でも簡単に登録ができ、またコーデが可視化されることで継続して使っていきたい、という気持ちにさせてくれるアプリでした。登録が楽で、見た目もスタイリッシュに保存できる、というのが個人的には一番のおすすめポイントです。新しいコーデを試してみたいという方や、私のようにクローゼットの整理目的で利用したいという方はぜひ一度試してみてください！
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本記事は筆者独自の観点で書いたものであり、所属する企業・団体の見解を表すものではありません。
