-
メタバース空間に学校を作ってみたら…見えてきた「新たな学校教育の可能性」
メタバースへの注目が、教育分野にも大きな影響をもたらしています。従来の教育手法に加え、バーチャルな環境を利用した新たな学びの形が拡大しています。生徒や学生は、物理的な制約を越えて、仮想空間内でリアルタイムに学び合い、交流することが可能となりました。筆者と友人のタロタナカ氏は、2020年にVRChat上に「私立VRC学園」という学校コミュニティを創設し、参加メンバーと共に運営を行っています。このコミュニティは公式の学校とは異なる位置づけですが、「VR空間に学校を創る」というアイデアに基づいて立ち上げられました。最初は、異なるバックグラウンドを持つ人々が集まり、交流し、新たなアイデアを生み出すためのインフラ空間をVR上で実現することが目的でした。しかし、この取り組みからは単なるコミュニケーションの枠を超えて、教育における新たな可能性も見出されました。
2023.08.25(最終更新日:2023.08.25)
-
ハンデキャップを感じない時代が到来?メタバースが導く「障がい者の包括的な社会参加」への可能性
メタバースへの注目が高まる中で、その活用方法のひとつとして、「障がい者におけるメタバースの活用」が期待されています。アバターを使ったオンライン上での行動を可能にするメタバースは、身体や精神に障がいを抱える方にとって、これまで現実世界では難しかった活動が行えたり、新しい世界を体験できたりする可能性を秘めています。一方で、健常者を前提としたメタバースが当たり前になってしまうと、障がいを持っている人が取り残されるケースも考えられます。障がいとメタバースにおける、課題も含めた現状と今後の展望について紹介します。
2023.08.25(最終更新日:2023.08.25)
-
【Dive into メタバース!第4回】つくれる、シェアできる。Neos VR の世界を探検してみた
こんにちは。iX+編集部のアサノです。この【EXP!】のカテゴリでは、編集部が実際に使ったり体験したりして”ときめいた”技術やサービスなどを、等身大のレポートでお伝えしています。*今回は【Dive into メタバース!】連載の第4回。引き続き、メタバースにハマり中のiX+編集部・藤野とともに、ワールド内の自由度の高さで注目を集める「Neos VR」の世界にDiveしていきます。案内してくれるのは、メタバース撮影技術者のオレンジさん。ほかのメタバースと何が違うのか、コミュニケーションはどのように行うのかなど、さまざまなワールドを見ながら案内していただきました。【登場人物】オレンジさん(以下敬称略):メタバース撮影技術者。アバターを配置して撮影できるiOS向けカメラアプリ「おでかけAR」などを開発。「Neos VR」では初心者向けの案内デーを開催するなど、より多くの人に気軽に楽しんでもらうため精力的に活動中。(iX+編集部)藤野:メタバース中級者。ガジェットとインターフェースが大好きで、メタバース用のPCやヘッドセットを3台ずつ程度保有している。 VR SNSは主にライブや展示会などのイベント目的で時々利用している。(iX+編集部)アサノ:メタバース初心者。今回の取材で初めてヘッドセットからメタバースに入るので、とても興奮している。
2023.04.13(最終更新日:2023.04.13)
Keyword