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スマート電球とは?メリットや選び方、おすすめ商品を紹介!

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2023.03.16(最終更新日:2023.03.16)

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スマートフォンと連携して使える家電の中でも、特に注目されているスマート電球。照明としてだけでなく、多彩な機能を搭載しているスマート電球は、なぜ注目を集めるのでしょうか。今回はスマート電球の魅力や選び方とともに、おすすめの製品も紹介します。

スマート電球とは

スマート電球とは、スマートフォンと連携することでコントロールできるIoT家電の一つで、LED電球にさまざまな機能が搭載された電球です。「スマートライト」とも呼ばれています。現在スマート電球ではない照明を使っていても、口金とソケットのサイズが合うスマート電球へ交換すれば、スマートフォンやタブレットなどのデバイスと連携させるだけで使用できるようになります。

また、スマート電球の魅力は、部屋を明るく照らす機能だけではありません。明るさを調節する調光機能、光の色合いを変える調色機能、音楽と連動して光る音楽連動機能、スマートフォンと連携させて音楽を内蔵スピーカーから鳴らすスピーカー機能なども搭載しています。照明や音楽の演出によって室内の雰囲気を手軽に変えられるため、自宅で過ごす時間をより快適なものにしたり、ホームパーティーに活用したりすることもできるでしょう。

スマート電球の仕組み

スマート電球は、Wi-FiやBluetoothを介してスマートフォンやタブレットなどのデバイスと連携できる機能が備わっています。デバイスからインターネットを通じて、照明のオンオフを始めとする操作ができます。

スマート電球が注目を集める理由

スマート電球が人気を集める大きな理由として、IoTやAI技術によってスマートフォンやタブレットなどと家電や住宅設備を連携させ、より便利で快適な暮らしを実現する「スマートホーム」が注目されていることが挙げられます。

例えば、スマート電球やお掃除ロボットをスマホと連携させれば、外出先からスマホアプリで機器を操作して、帰宅するまでに部屋を明るくしたり、部屋の掃除を終わらせたりすることができます。

インターネットが一般家庭にも広く普及したことで、近年はスマートホーム向けの「スマート家電」もどんどん広まりつつあり、多くの企業やメーカーから製品が登場しています。
スマート電球はその中の代表的なプロダクトの一つです。

スマートホームのより詳しい情報は、こちらをご覧ください。
スマートホームとは?導入のメリットと最新おすすめ家電を紹介

スマート電球のメリット

スマート電球を導入することで、さまざまなメリットが期待できます。

どこからでも点灯・消灯ができる

スマート電球は、Wi-Fiと連携させることで、スマートフォンやタブレットから遠隔操作ができるようになります。そのため、外出先からも照明を点けたり消したりすることも可能です。家の中でも、照明のスイッチまで移動せずとも簡単に操作できます。

さらに、音声アシスタント機能を搭載したスマート電球なら、スマートスピーカーと連携させれば音声だけで操作できるようになります。

手軽に調光や調色を調整して雰囲気を変えられる

スマート電球の調光・調色機能とは、照明の光の強さや色合いをスマートフォンやタブレットで細かくコントロールできる機能のことです。作業に集中したい、リラックスして過ごしたい、人を招いてパーティーやイベントを楽しみたいなど、照明の明るさや色に求める雰囲気もさまざまです。

従来の電球のように「昼光色」「白色」といった1種類の色合いだけでなく、いくつもの色合いを時間帯や求める部屋の雰囲気に合わせて使い分けられます。

また、スマート電球には、明るさや色、色温度を音声で調節できる機能を備えたものや、約1600万色から自由に色を設定できるもの、再生した音楽に連動して光が変化するものなどもあります。こうした機能を搭載するスマート電球なら、手動で明るさや色合いを調整する必要がある従来の電球よりも、より手軽かつ細かくコントロールすることができるでしょう。

タイマー機能を防犯や生活習慣改善に活かせる

スマート電球のタイマー機能とは、あらかじめ設定しておいた時間に合わせて、自動的に点灯や消灯ができる機能です。例えば、就寝時間に自動的に消灯するようにタイマー設定をしておけば消し忘れを防げます。

また、起床時間に合わせて点灯させたり、帰宅時間が遅くなる日も自動で照明を点けることで防犯対策になったりと、幅広く役立つ機能です。

スピーカー機能が搭載

スマート電球の中には、スピーカー機能が搭載されている機種もあります。スマートフォンで再生している音楽を、スマート電球に内蔵されたスピーカーから流すことが可能です。

スピーカー内蔵のスマート電球を天井に設置すれば、床や棚にスピーカーを設置するスペースを確保する必要がありません。

天井から流れる音楽で通常のスピーカーでは味わえない臨場感を楽しめます。電源は電球のソケットから供給できるため、充電せずに使える点も魅力です。

スマート電球の選び方

初めてスマート電球を導入するとなると、どの機種を選べば良いのか迷ってしまう方もいるでしょう。ここでは、失敗しないスマート電球の選び方を紹介します。

口金・ソケットのサイズを確認する

まずは、スマート電球の口金と取り付けたいソケットのサイズを確認しましょう。電球の口金とソケットの大きさが合わないと設置できないため、必ず対応するサイズを選ぶ必要があります。日本の一般家庭で使用されている一般的なサイズは「E26」ですが、中には小型の「E17」や「E11」の製品もあります。

また、スマート電球は白熱電球よりも重さがあるため、照明器具が重量に耐えられるかどうかも確認しましょう。特に、つり下げて使う場合などは注意が必要です。

対応しているデバイスを確認する

検討中のスマート電球の対応するデバイスやOSバージョンも確認しましょう。連携させるスマートフォンやタブレットの他にも、連携させたいスマートスピーカーやスマートリモコンなどがあれば合わせて確認すると良いでしょう。

スマートフォンに関しては、多くのスマート電球がiPhoneとAndroidの両方に対応していますが、OSのバージョンによっては対応していない可能性もあります。例えば、OSを最新バージョンにアップデートした場合は、スマート電球の専用アプリ側のOSが対応できていないケースもあるため、注意が必要です。

生活に取り入れたい便利機能を確認する

その他の機能をチェックして、使いたい機能を搭載しているスマート電球を選びましょう。ここでは、スマート電球の便利な機能にはどのようなものがあるのかをご紹介します。

調色機能

スマート電球の調色機能は、昼白色に切り替えるだけの機種もあれば、1,600万色以上から好きな色の光に設定できるものもあります。

タイマー機能

タイマー機能を搭載したスマート電球は、設定した時間に自動的に点灯・消灯できる、設定した時間の少し前から徐々に明るく(または暗く)するフェードイン・フェードアウト機能も備えた機種がおすすめです。起床時や入眠時に活用できます。

スピーカー機能

スマートフォンで再生する音楽を、電球に内蔵されたスピーカーで流せる機能です。例えばダイニングに設置するスマート電球にスピーカー機能があれば、レストランのように天井から音楽を流しながら食事を楽しめます。

寝室なら、タイマー機能と連動させて音楽を流しながら就寝したり、目覚まし時計代わりにしたりすることも可能です。

音楽連動機能

スマートフォンで再生する音楽のリズムに、光の色合いを連動させられる機能です。表現したいムードを設定して、光と音楽で部屋の雰囲気を変えることもできます。ホームパーティーなどでの演出にも役立つでしょう。

音声アシスタント機能

Amazon AlexaやGoogle アシスタントなどの音声アシスタントに対応する機種もあります。話しかけるだけで照明を操作できるため、スマートフォンを使わずにハンズフリーでスマート電球を使いたい方におすすめです。スマート電球を選ぶ際は、使いたい音声アシスタントに対応しているかどうかを確認しましょう。

スマート電球の設定手順

スマート電球の細かい設定方法は機種によって異なりますが、基本的な流れは同じです。ここでは、一般的なスマート電球の設定手順をご紹介します。

(1)専用アプリをインストールする

まずは、専用アプリを操作に使いたいスマートフォンやタブレットにダウンロードしてインストールします。アプリを開いたら案内に沿ってアカウントの作成やログイン作業を行います。

(2)スマート電球に取り替える

用意したスマート電球と、古い電球を交換しましょう。

(3)スマート電球とアプリを連携させる

専用アプリを開いて、設置したスマート電球と連携させます。アプリ上で「デバイスの追加」などのメニューを開き、連携させたい電球を選んで説明に沿って連携させましょう。

(4)Wi-FiやBluetoothと接続する

専用アプリ内でWi-FiやBluetoothと接続できたら、設定完了です。Bluetoothの場合は、スマートフォンやタブレットなどのデバイス自体ともペアリングさせましょう。

ルーターとスマート電球の距離が遠い、壁や扉などの障害物が多いなどの理由で設定できなかったり、接続が不安定になったりすることがあるため、接続できない場合は機器周辺の環境を見直してみましょう。設定が完了したら、アプリで操作しながら点灯・消灯などの動作確認を行います。

おすすめのスマート電球

多彩な機能を搭載したスマート電球が数多く登場しています。そこで、おすすめのスマート電球4種類を紹介します。

SwitchBot 「LED電球スマート電球」

累計販売台数1位を獲得したIoTデバイスブランド「SwitchBot」のスマート電球です。Amazonレビューでは星4.2と高評価を獲得しています。

Wi-Fiと接続できる他、Bluetoothモジュールも搭載しているため、ルーターが故障した際やWi-Fiが不安定な環境でも操作できます。また、スマートスピーカーを使った音声コントロールで、点灯・消灯だけでなく明るさや色合いも調節可能です。Amazon AlexaやGoogle アシスタントなどに対応しており、SmartThingsやIFTTTのアプリと連携させて使うこともできます。

その他の機能としては、音楽連動機能やタイマー機能も搭載しています。音楽連動機能は、SwitchBotアプリでミュージックモードを選択すると、音楽に合わせて変化する光を楽しめます。カラーは1,600万色あり、求める雰囲気に合わせて自由に調光・調色可能です。

また、従来の白熱電球と比べて寿命が長く、エネルギー節約ができる点も魅力です。SwitchBotアプリでは、消費電力を記録して省エネ効果の統計も確認できます。

SwitchBot

+Style「スマートLED電球(RGB調色) PS-LIB-W05」

数多くのIoT関連製品を取り扱う+Styleのスマート電球です。生活シーンに合わせて照明の明るさや色を無段階で調節できます。最大色数1,677万通りと、多彩な色合いで部屋を演出できる点が魅力です。

スマートフォンとWi-Fiがあればすぐに使い始められて、Amazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカーにも対応。音声で照明を点灯・消灯する、または明るさを調整することができます。

また、タイマー機能も搭載しています。設定した時間に自動的にオン・オフできるだけでなく、フェードインとフェードアウト機能も付いているため、子どもの寝かしつけなどにも役立つでしょう。

+Style

Yeelight「スマートLEDライト」

スマートフォンの専用アプリでコントロールできるYeelightのスマート電球は、音楽と照明を連動させたり、タイマー機能で毎日のルーティンに役立てたりと、スマート電球ならではの機能が一通りそろっています。パーティーやイベントなどでの照明の演出も専用アプリから設定できます。

Amazon AlexaやGoogle Home、Apple HomeKitなどのスマートデバイスと連携可能で、ハンズフリーで照明を操作することも可能です。

また、独自の設計による省電力と長寿命設定も魅力的。1日3時間の使用で、年間電気料金は約251円、製品寿命は約22.8年です。

Yeelight

meross「スマートLED電球 MSL120」

スマート家電を世界20か国以上で販売するmerossのスマート電球です。

専用アプリを使った遠隔操作が可能で、家の中や外出先のどこからでも照明をコントロールすることができます。スケジュール・タイマー機能も搭載しているため、帰宅前に点灯させたり、起床時刻に合わせて明るくしたりすることも可能です。

スマートスピーカーを使った音声操作ではAmazon Alexa、Google アシスタントなどに対応しており、SmartThingsやIFTTTのアプリと連携させて使うこともできます。

また、merossのスマート電球は消費電力の節約効果も期待できます。同等の白熱電球と比較して最大78.3%の電力節約が可能で、1日3時間の使用で年間電気料金は約120円、製品寿命は約22.8年です。

meross

スマート電球を活用して、生活をより明るく

スマート電球を導入して得られるメリットは、日々の照明のコントロールがスマートフォン一つになるだけではありません。シーンに合わせて部屋の雰囲気を変えられたり、スピーカーとして活用したりと、多くのメリットが期待できます。

次世代の電球を生活に取り入れ、より快適で便利な住環境を整えてみてはいかがでしょうか。