当社サイトでは、サイト機能の有効化やパフォーマンス測定、ソーシャルメディア機能のご提供、関連性の高いコンテンツ表示といった目的でCookieを使用しています。クリックして先に進むと、当社のCookieの使用を許可したことになります。Cookieを無効にする方法を含め、当社のCookieの使用については、こちらをお読みください。

スマートホームとは?導入のメリットと最新おすすめ家電を紹介!

この記事は1年以上前に書かれたものです。現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。

2023.01.26(最終更新日:2023.01.26)

読了時間目安 15

シェアする

スマートホームを導入すれば、さまざまな家電機器や住宅設備をインターネットにつなげて、より便利で快適な暮らしを実現できます。スマートホーム化で得られるメリットや、最新のおすすめスマートホーム家電などを紹介します。

スマートホームとは?

スマートホームとは、IoTやAI(人工知能)技術を活用し、家電機器や住宅設備を駆使し、便利で快適な暮らしを実現する住宅のことです。IoTとはInternet of Thingsの略で、「インターネットにつながるさまざまなモノ」や「さまざまなモノがインターネットにつながっている状態」を指します。インターネットに接続できる家電は「スマート家電」や「IoT家電」と呼ばれます。

スマートホームが実現するのは、最新の家電機器や住宅設備を活用した暮らしです。例えば、出かけるときにAI音声アシスタントを内蔵したスマートスピーカーに向かって「いってきます」と言えば家中の電気やエアコンが自動的に消える。外出先からスマートフォン経由で鍵の施錠やリビングの映像を確認できる。自宅に近づけばGPSが察知して自動的に家電にスイッチが入るなどです。

経済産業省はスマートホームについて、「子育て世代、高齢者、単身者など、さまざまなライフスタイル/ニーズにあったサービスをIoTにより実現する新しい暮らし」であるとしています(出典1)。IoTに対応した住宅設備・家電機器などがサービスと連携することによって、暮らしに便利さや利益がもたらされると期待されています。

スマートホームでできることと導入するメリット

スマートホームは、生活の中の小さなストレスを解消したり、暮らしをより快適にできたりするメリットがあります。

家電類の操作を簡単かつ便利に

テレビや照明のオン・オフ、エアコンの温度調整などが、手元のスマートフォンや声の指示で可能になるため、立ち上がってスイッチを押したり、リモコンを探したりする手間がなくなります。外出先からも鍵の施錠確認ができたり、自宅近くでエアコンをオンにして帰宅時に適切な温度にしたり、まるで自宅にいるかのように操作ができて便利です。

家事の負担を軽減

スマート家電をうまく使いこなすと、家事の時短や負担軽減が期待できます。例えば、リモート操作ができる掃除機を使えば、留守中に家の掃除が完了します。洗濯機の設定を帰宅時間にあわせて洗い上がるようにしておけば、待ち時間が生じません。日々の食事作りには、予約調理やレシピ提案ができる自動調理器や、外出先からも冷蔵庫の中身を確認できるカメラ機能などが活躍します。
また、声で家電を操作できれば、調理中や子どもを抱いていて手が離せないときなども滞らずに家事を進められます。

スマートホーム導入におけるデメリット

スマートホーム化の実現にはいくつかハードルや注意点もあります。

導入コストがかかる

スマートホーム化には、スマートホームに対応したデバイスや家電を新たに購入する必要があるため、導入コストがかかります。特に高機能なスマート家電は価格が高めです。ただし、さまざまなスペックのスマート家電が用意されているため、必要な機能を絞ればコストを抑えることが可能です。

インターネット環境に左右される

インターネット経由で操作をするため、自宅のWi-Fiが遅かったり、つながりにくかったりすると、うまく操作できないことがあります。今後、超高速・低遅延の5G(第5世代移動通信システム)のネットワークが広がるにつれて、通信の問題は解決していく見込みです。

ITリテラシーが必要

スマートスピーカーやスマートフォンで家電や照明を操作するには、事前の設定が必要となり、一定のITの知識が求められます。また、インターネットに接続するため、万が一セキュリティに問題があると、カメラ映像の漏えいや個人情報の流出など大きな脅威につながりかねません。それらを防ぐには、信頼できる機器を選ぶことが大切です。機器を正しく設定すると同時に、ソフトウェアのアップデートも忘れず行いましょう。

自分で設定するのが難しいと感じる人は、有料の設定サービスを検討してみましょう。IoT機器には個人情報が含まれることがあるため、廃棄やリユース時も手順を守り、個人情報が漏えいしないよう注意してください。

スマートホームデバイスの種類とおすすめ家電機器

スマートホームを実現する代表的なデバイスや家電機器などを紹介します。

スマートリモコン

テレビ、エアコン、照明など、赤外線リモコンで操作する家庭内のさまざまな家電を一つのリモコンにまとめ、スマートフォンのアプリから操作できるようにするデバイスです。リモコンを探す手間がなくなり、部屋の中もすっきりします。

スマートリモコン Nature Remo Mini 2

スマートリモコン「NATURE Remo」シリーズの中では、設定が簡単なエントリーモデルです。自宅はもちろん、外出先からもアプリで家電の操作が可能です。
GPSを搭載しているため、自宅近くで自動的に家電のスイッチをオンにする設定も可能です。温度センサー搭載で、規定の温度以上でエアコンをオンにする設定もできます。スマートスピーカーと連携させれば、音声での操作もできます。

Nature 株式会社(スマートリモコン Nature Remo Mini 2)

ラトックシステム スマート家電リモコン RS-WFIREX4

主要なメーカーまたは家電のリモコンデータ800種類以上があらかじめ登録(プリセット)されているため、対象機種を選ぶだけで使える設定が簡単なスマートリモコンです。

コンパクトな手の平サイズで重さはわずか16g、壁にもかけられます。スマートスピーカーと組み合わせられるほか、iPhoneならSiriへの声がけによる操作も可能です。国内最大級のオーディオビジュアルアワード「VGP」のライフスタイル分科会GP スマートリモコン部門にて 5期連続受賞をしています。

ラトックシステム株式会社(ラトックシステム スマート家電リモコン RS-WFIREX4)

スマート掃除機

Wi-Fi接続ができるロボット掃除機です。スマートフォンのアプリやスマートスピーカーから掃除の時間や掃除エリアを指定して、掃除を自動化できます。

iRobotロボット掃除機 ルンバ j7+

ASCIIの「推し家電大賞2022」のロボット掃除機部門で1位に輝いたモデルです。前面にカメラが搭載され、障害物を回避する機能が付いているのが特徴です。

行く手を阻む障害物が見つかると、清掃終了後に画像が表示され、ユーザーは今後どう対応すればよいかのフィードバックを求められます。回答を送信すると精度が高まっていく「ユーザー参加型AIロボット」とも呼ばれています。

アイロボットジャパン合同会社(ルンバ j7+)

ECOVACS(エコバックス)DEEBOT T9+

掃除と水拭きが同時にできる1台2役で、進化した3D物体回避技術も備えたモデルです。エリアごとの清掃時間、水量や吸引力の強さの設定が可能です。パワフルな吸引力がありながら静かで、在宅中も使いやすいのが特徴です。

芳香剤内蔵で、掃除をしながら、繊細な香りで部屋を満たします。「家電大賞2021-2022」のロボット掃除機部門で銅賞を獲得しました。

エコバックスジャパン株式会社(エコバックス DEEBOT T9+)

ホームモニタリング

カメラを使って自宅の内部や周辺を確認できるデバイスです。別室にいる赤ちゃんや留守中のペット、旅行で不在中の自宅の様子などを確認でき、安心感を得られます。

TP-Link Tapo C310 屋外セキュリティWi-Fiカメラ

雨やホコリのある環境でも作動する屋外設置用のWi-Fiカメラで、玄関先への設置に適しています。300万画素の高画質なので、夜間も最長30m先までくっきり映します。双方向通話ができるため、不在時でも外出先から応対可能です。

TP-Link(Tapo C310 屋外セキュリティWi-Fiカメラ)

Anker Eufy Indoor Cam 2K Pan & Tilt

室内向けのカメラで、画像確認はスマートフォンのアプリで行います。自動夜間モードで暗闇も鮮明に映し、ボタン操作で360度部屋を確認することも可能です。AIが人の動きを検知すると、スマートフォンに通知を送るといった設定もできます。

Eufy Indoor Cam 2K Pan & Tilt

スマートカーテン

既存のカーテンレールに取り付けるだけで、カーテンの開閉を自動化できるデバイスです。起床時間に朝日が部屋に差し込むことで、目覚まし代わりにもなります。外出先でも操作できるため、出張や旅行中でも家に誰かがいるような工夫ができ、防犯対策になります。

SwitchBotカーテン

リモートボタンやスマートフォンのアプリ、スマートスピーカーなどで指定の時間にカーテンを開閉できます。光センサーを搭載しており、照度レベルによって何%まで開けるかなど細かな設定もできます。
加速度センサーも搭載されており、手で軽く引くと、あとは自動で開閉します。「2020年度グッドデザイン賞」および北米のデザイン賞「IDEA2020」を受賞しています。

SwitchBot株式会社(SwitchBotカーテン)

+Style スマートカーテン

スマートフォンのアプリでスケジュールを設定して、カーテンの自動開閉ができます。手でカーテンを軽く引いた場合にも、あとは引いた方向へ自動で動きます。テレワーク中や就寝中も気にならない静音設計です。外出先からも使用可能で、スマートスピーカーとも連携できます。
「+Style」ブランドはスマートカーテン以外にも、コーヒーメーカーやLEDシーリングライトなどシリーズ機器を多く展開しています。同メーカーで統一すると「+Style」アプリ上でまとめて操作ができ便利です。

BBソフトサービス株式会社(+Style スマートカーテン)

スマート扇風機

スマート扇風機は、スマートフォンのアプリやスマートスピーカーで操作が可能です。寝ているときもベッドから起き上がることなく気軽に風量調節やオン・オフができます。

+Style スマート扇風機

スマートフォンの「+Style」アプリで、離れた場所から風量や首ふりの調節ができるほか、スマートスピーカーと連携させて声で操作することも可能です。高さを2段階に調節でき、サーキュレーターとしても使えます。2.6kgと軽量、かつコードレスなのでどこでも使えます。

BBソフトサービス株式会社(+Style スマート扇風機)

生活の質を高めるスマートホーム

スマートホームは暮らしを快適にして、QOL(Quality of Life/生活の質)を高めます。家電や照明などのオン・オフ、操作は一日に何度もするものなので、手間を減らせると結果として大きなメリットになります。一度に家中をスマートホーム化しようとすると大変ですが、スマートホーム化は少しずつ始められるものです。まずは気になったものから検討して、毎日の暮らしを少し便利で快適なものにしてみませんか。