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話題のeスポーツが体験できるアミューズメント施設、RED° TOKYO TOWERへ行ってきた

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2023.04.17(最終更新日:2023.04.17)

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こんにちは。iX+編集部のNです。
この【EXP!】のカテゴリでは編集部が実際に使ったり体験してみて、“ときめいた”技術やサービスなどを等身大でお届けします。

今回は、最新のVR・AR技術を活用したeスポーツが楽しめるという話題の施設、RED° TOKYO TOWERへ編集部4名で遊びに行ってきた様子をお伝えします。

eスポーツって何?

体験記の前に、「eスポーツ」とは何かについて紹介しておきます。

「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。

― 一般社団法人日本eスポーツ協会HP より

ビデオゲームで対戦をしたり、クリアまでのスピードを競ったりすることもeスポーツの範囲となるとのこと。ただ今回訪れるRED° TOKYO TOWERはそういったビデオゲームの対戦だけではなく、体を動かしたり仮想空間に没入したりしながら体験できるものもあるとのことで、とてもわくわくしていました。

いざ、RED° TOKYO TOWERへ

RED° TOKYO TOWERは東京タワーのフットタウン3Fにあります。エントランスからかっこよくて期待が膨らみます。

レーザー光やプロジェクションマッピングを多用した、近未来を感じるエントランス

編集部メンバーは朝10:00オープンのタイミングを狙って向かったのですが、すでに開場待ちの行列ができていて人気の高さがうかがえました。エントランスでチケットを購入し施設入場ゲートを越えたアプローチは、床にプロジェクションマッピングがされていて気分が上がります。こういった世界観がつくられていると、より没入して楽しめそうです。

アプローチの様子 施設のテーマに合っていてかっこよい

施設は3F~5Fの3フロアに渡っており、別料金にはなりますが1Fにも体験できるアトラクションがあって、まさに一日中楽しめるボリュームになっていました。

体験したアトラクションをフロアごとにいくつか紹介していきます。

3F INSPIRATION ZONE

3Fはレトロなゲームが体験できたり、VR空間でゲームを楽しめるアトラクションがあります。オフィシャルグッズを買えるショップもありました。

VR空間でゲームを楽しめるという「KAT WALK」を体験しようと思ったのですが、大人気で行列ができてしまったので今回は泣く泣く諦めました……。是非次回はチャレンジしたいです。

4F ATTRACTION ZONE

4Fはその名の通りたくさんのアトラクションが体験できるフロアで、体を動かして遊ぶアトラクションが多くありました。

VALO JUMP

エアトラック(エアマット)の上を飛び跳ねて、相手と対戦するようなゲームができます。画面の中には自分自身が投影されるので、ゲームのキャラクターが自分になった気持ちで楽しむことができます。また飛び跳ねるので普通にハードです……!

映し出された編集部メンバー。ゲーム内をキャラクターとして動き回れるのは面白い

VAR BOX

VRゴーグルをつけて行うシューティングアクションゲームで、整理券が配られるほど人気のゲームとのこと。私たちは入館してすぐに行ったので待ち時間ほぼ0で体験できましたが、館内で他のアトラクションを体験したあと見に行っていみたら行列ができていました。早めに並んで体験することをおすすめします。

VRゴーグルをつけると、どこを見ても視界すべてがゲームの画面になり、没入感が半端なかったです。ゲームはいろいろなステージが選べるようになっており、私たちは迫ってくる恐竜と戦うステージを選びました。本当に飛び掛かってくるような迫力ある映像で、360°見まわしながら銃で撃って戦うのでとても緊迫感がありました……銃もしっかり重みがあるのでその点も没入できるポイントでした。

ゴーグルをつけ、銃を持った様子

HADO

HADOは当メディアでも記事として取り上げており、いつかやってみたいなと思っていたeスポーツ。RED° TOKYO TOWERに行ってみよう!となったきっかけも、実はこのHADOが体験できる…と聞いていたからで、とても期待していました。

HADOはVRゴーグルと動きをトラッキングするためのブレスレットを着けてプレイします。手や腕の動きでボールを相手に当てたり、シールドを出して守ったりできる、次世代のドッヂボールのような競技です。

動作自体はあまり難しくないものの、いざ実践!となると思う方向にボールが飛ばなかったり、シールドを使えばいいのに頭が回らなくて、ボールを投げることばかりやってしまったり……ルールはシンプルで気軽に体験できるのですが、うまくなるにはたくさんの練習が必要だな、と感じました。とはいえ期待していたHADOはとっても楽しかったですし、プロの大会も見てみたいです。

※HADOについてはこちらの記事もご覧ください


他にも、センサーとプロジェクションマッピングを利用して、ホッケーゲームやリズムゲームなどいろいろなゲームが楽しめるCYBER STUDIUMや、AR技術を使ったボルダリングなどのゲームが楽しめるVALO CLIMBなどなど、たくさんのアトラクションを楽しみました。

CYBER STADIUMのリズムゲームで遊ぶ様子。反復横跳びが結構ハード
VALO CLIMBで、光の線に触れないようにボルダリングをするゲーム

5F ULTIMATE ZONE

eモータースポーツ

エスカレーターで5Fフロアにあがると、真正面にeモータースポーツを体験できるアトラクションがありました。

ゲームセンターなどでも見かけるレースゲームなのですが、大画面に映し出される臨場感あるレース画面、ハンドルを扱うときの抵抗などがかなりリアル(といっても実際にレーシングをした経験はありませんが……)で、体験の時間があっという間に感じられました。

5FフロアにはゲーミングPCを体験できる RED° ARENAや軽食を取れるRED° STAND、ポーカーを楽しめるRED° ROYALEなどがありました。また、体験した当日はイベントは開かれていなかったのですが、eスポーツの大会やバーチャルライブなどが行われ、XR映像配信ができるSKY STADIUMもありました。イベントがあるときに体験してみたいです……!

ゲーミングPCが体験できる、RED° ARENA
軽食が楽しめるRED° STAND

体験してみた感想

今回は編集部4名で3時間ほど滞在して遊んだのですが、全員「めっちゃ楽しかった……!」と大満足でした。3時間いてもまだまだ体験できていないアトラクションがあったので、本当に1日中いても飽きないと思いますし、イベントをやっている様子なども見てみたいです。
また、従来のスポーツ施設などと比べると、XR技術を活用するおかげで省スペースで展開できそうです。フィジカルなeスポーツを体験できる施設がもっとたくさん広がっていきそうな可能性を感じました。また遊びに行きます!

(iX+編集部 N)