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空飛ぶクルマが現実に! “低空経済”元年への期待
中国工業情報化部傘下の研究機関が4月1日、「中国低空経済発展研究報告(2024年)」を発表しました。推計では、2023年中国の低空経済の規模が5,059 億 5,000 万元(約10兆6,250億円、1元=約21円)に達する見込み※といいます。低空経済とは、高度1,000メートル以下の空を活用する新技術で、ドローンによる配送、空中タクシー、ドローンによるインフラ検査などを指します。中国政府の報告書で今後の重点産業として名指しされるなど、中国で注目を集めている産業分野です。ジャーナリストの高口康太氏が低空経済の今を解説します。
2024.06.10(最終更新日:2024.06.10)
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世界の空港で続々導入… WHILLの「自動運転パーソナルモビリティ」が叶える、誰でも自由に目的地へ
車に乗り込んで行き先を設定するだけで、自動的に目的地まで運んでくれる――そんな夢のようなシナリオは、長らく想像の中だけのものでしたが、この数十年で自動運転技術は大きな進化を遂げ、今や現実のものとなっています。そしてその流れの中で、2020年7月に羽田空港で実現されたのは、車ではなく「パーソナルモビリティ(一人用の乗り物)いす」の自動運転です。本稿では、簡単な操作だけで、目的地まで誰でも安全に移動することができる「WHILL(ウィル)自動運転モデル」について、WHILL広報の新免那月氏に話を伺い、その技術や広がる今後の可能性について解説していきます。
2023.10.06(最終更新日:2023.10.06)
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