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LMS(学習管理システム)とは?仕組みや活用シーンを紹介

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2023.04.05(最終更新日:2023.04.05)

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LMSとは、学習教材の作成・配信や、受講者の成績管理に加え、受講者が配信されている教材を使って学習できるシステムです。本記事では、LMSの仕組みや具体的な活用シーン、受講者・講師・管理者それぞれにとってのメリットなどをご紹介します。

LMSとは

LMSとは、学習管理システム(Learning Management System)を指す言葉です。インターネットを通じてスマートフォンやパソコンで学習するための基礎となるシステムで、「eラーニング」を展開する際に用いられます。このことから、「eラーニングシステム」と呼ばれることもあります。

一般的なLMSは、受講者が用意された講座を受講するための「受講機能」と、講師・管理者が受講者の受講歴や成績を参照するための「管理機能」で構成されています。多くのサービスはインターネットブラウザを通じて提供されています。

LCMSとの違い

LMSとよく間違えられやすい言葉に「LCMS(Learning Contents Management System)」があります。LCMSは「教育コンテンツ管理システム」のことであり、受講者に提供する教育コンテンツを管理するためのシステムです。

LMSが受講者に学習機能そのものを提供するシステムである一方、LCMSは受講者に提供する教育コンテンツを管理し、ブログの構築や課題配布、授業用サイトの作成などが行えます。

LMSの活用シーン

LMSは、主に大人数の受講者の成果を把握しやすくする目的で利用されます。一人一人の受講者を個別に管理すると、個別にアカウントにログインする必要があり、受講者が多ければ多いほど、受講状況や成績を確認するのが大変になります。LMSを導入することで、各受講者の現在の受講状況や成績を一元管理できるため、このような課題を解決できます。

また、学習教材を一括で配信することも可能になるため、講座の運営を効率化できる点も、LMSのメリットの一つです。

LMSが注目される背景

インターネット上で学習環境や教材を提供する一般的な「eラーニング」には、受講ユーザーを管理する機能が不十分であるという課題があります。受講者本人はテストなどの成績を確認できますが、管理者から見ると、受講者別の成績を確認することができないため、一人一人に合わせたフォローがしにくくなります。

LMSが注目されている理由は、このようなeラーニングの課題を解決できる点にあります。受講者のデータを統合的に管理できるため、管理者が受講者全体の状況を確認し、適切なフォローをすることができます。

また、eラーニングとは異なり、受講者向けの機能、管理者向けの機能、講師・先生向けの機能が1つのパッケージにまとまっているため、あらゆるデータを1台のサーバー上で管理できるというメリットもあります。

LMSの仕組み

LMSの具体的な仕組みは、上記を参考にイメージするとわかりやすいでしょう。学習管理システムであるLMSは、あらかじめ用意した学習教材を学習者に対して配信します。その学習教材を学習者が使用すると、進捗やテスト結果がLMSに記録されます。

管理者はLMSに記録された上記の進捗状況やテスト結果を確認し、学習者や教材の管理や間違った問題、苦手な分野、規定のコースを完了したかといった管理に役立てられます。また、LMSはデータベースと連携しており、データベースから取得したデータを参照してレポートを出力し、管理者に提供することも可能です。

LMSの役割と機能

LMSには学習教材の作成機能や、作成した学習教材を配信・保管・蓄積する機能があります。また、受講者の学習状況の進捗管理も可能です。LMSは通常、マルチデバイスに対応しており、パソコンやスマートフォンなど受講者が最適な環境を選択して学習することできます。

学習教材の作成

LMSには、受講者に提供するための学習教材を作成する機能があります。学習教材を一から作成する作業はとても手間がかかりますが、LMSを活用することで効率的に準備できます。

例えば、作成済みのPowerPointの資料をLMS上にアップロードするだけで、簡単にオンライン教材として使用できるシステムなどもあります。学習教材の作成機能をうまく活用することで、管理者の手間を削減できます。

学習教材の配信・保管・蓄積

作成した学習教材は、LMSを通して受講者に簡単に配信できます。LMSを利用しない場合はメールなどの方法で個別に学習教材を送信したり、ファイルの場所を通知したりする必要があります。しかし、LMSを活用すれば個別通知は不要です。

また、配信した学習教材はLMS内に保管・蓄積できるため、過去の教材を振り返ることも可能です。

受講者の学習状況の進捗管理

LMSには、受講者の学習状況や成績が個別に記録されます。そのため、どの受講者がどれくらい学習を進めているのかをひと目で確認できます。

学習状況を正確に把握することは、進捗状況が良くない受講者がどこでつまずいているのかを見極めて、わからない部分を個別にフォローするなど、きめ細かい指導につながります。また、学習が進んできたタイミングで新しい教材を配信するなど、スケジュール管理もしやすくなります。

マルチデバイス

多くのLMSは、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などのマルチデバイスに対応しています。デバイスに関係なく、ログインすれば学習を進めることができるので、シングルデバイス(パソコンのみ/スマートフォンのみ)よりも使い勝手が向上します。

スマートフォンに対応していると、通勤時間などの移動中に学習を進めることもできるため、より利便性が高まります。

LMSのメリット

LMSには、受講者、講師・先生、管理者にとって多くのメリットがあります。ここでは、それぞれの立場ごとに、LMSのメリットを解説します。

受講者のメリット

受講者にとってのLMSのメリットは、主に次の3つです。

いつでもどこでも最新の環境・教材で学習ができる

LMSを活用することで、いつでもどこでも最新の環境・教材で学習することが可能です。前述のように、マルチデバイスに対応しているLMSなら外出先や通勤中のスキマ時間を有効活用できます。

また、配信された学習教材がリアルタイムで反映されるので学習教材の内容が追加・更新された場合にも見落とすことがありません。

テスト結果が即座にわかる

LMSで受験した確認テストは、その場ですぐに結果がわかります。筆記で行うテストのように講師や先生の採点を待つ時間が不要なので、すぐに結果を振り返り、復習に移ることができます。

どこが間違っていたのかをその場で確認できれば、学習内容の定着率アップにもつながります。また、採点後にあらためて復習の機会を設ける必要がないため、学習意欲が高いうちに復習が可能です。

学習の進捗状況が可視化されるため、⾒通しを⽴てやすい

LMSを通して学習した内容は、常に進捗状況が記録・可視化されます。どこまで学習が進んでいるのかをひと目で把握できるため、今後の学習の見通しを立てやすいです。

進捗状況が思わしくない場合は週末に学習時間を長めに取って対応したり、想定よりも順調に進んでいる場合は学習内容を先取りしたりと、受講者のペースでスケジュールを立てられるため、計画的な学習が可能です。

講師・先⽣のメリット

講師・先生側のメリットとしては、次の3つが挙げられます。

添削の手間が削減できる

LMS上で配信したテストは、受講者が受験した後、自動的に採点・集計されます。紙に印刷して行う筆記試験のように、講師や先生が自ら採点する必要がないため、採点にかかる時間を学習教材の充実や受講者のフォローに割り当てられます。

また、受験者のテスト成績は自動集計されてレポート化されるため、受講者全体の点数が低い分野はどこなのかを把握して追加の教材を配信したり、フォローが不足している分野を正確に見極めたりすることが可能になります。

個別指導の精度を上げることができる

LMSは、受講者の個別指導の精度を上げることができます。問題ごとの正答状況などをデータとして詳細に保存でき、そのデータを参照して学習計画を立てられるためです。

LMSを使わない場合は問題ごとの正答状況までは把握していないことが多く、あくまで点数で評価をしているため、個別の学習傾向を捉えることができません。しかし受講者によって、得意とする分野や苦手とする分野は大きく異なります。全体の学習傾向として点数が低い分野をフォローすることも重要ですが、一人一人の進捗状況に合わせて苦手な分野をカバーできれば、より効率的に理解度アップを図れます。

同じ講義を繰り返す必要がなくなり、コーチングや授業改善に時間を割ける

LMSで配信した授業は、システム内に蓄積が可能です。例えば講師や先生が出演して動画でオンライン講義を行うとLMS内に蓄積され、受講者は後から見返すことができます。

授業をコンテンツとして蓄積できるため、新たな受講者が学習する際は、過去の授業動画を視聴するだけで同じ学習効果が得られます。そのため、講師や先生は何度も同じ講義を繰り返す必要がなくなり、その分コーチングや授業内容の改善に時間を割り当てられるようになります。

管理者のメリット

管理者には、LMSを利用すると以下の3つのメリットがあります。

一からのシステム構築が不要でコスト削減と工数短縮が実現できる

学習教材の配信や受講者の成績管理のために一からシステムを構築することは、膨大な手間と時間がかかります。LMSを利用すれば、一からシステムを構築する必要がないため、システム稼働にかかる工数を大幅に短縮できます。

また、システム構築にかかる費用も削減できるため、その分、学習教材や人材の充実にコストをかけられるようになります。

受講者の学習履歴や成績をLMSで⼀括管理できる

LMSを通じて全ての受講者の学習履歴・成績をLMSで一括管理できるため、データ管理や集計の手間も削減できます。LMSを使用せずにeラーニングを運用すると、受講者一人一人の成績を管理者が個別に集計し、記録しなければなりません。このような運用方法は、時間と手間がかかるだけでなく、集計時のミスを誘発します。LMSによって自動集計・管理が可能になれば、ケアレスミスも防止できます。

Web上で簡単に操作できる

LMSはWeb上で操作でき、コンテンツ登録や履修者登録、受講者管理などを簡単に行えます。そのため、インターネットに接続できる環境であればどこからでも利用可能であり、操作性が高いというメリットがあります。

自宅やサテライトオフィスでリモートワークを行っている人でも、オフィスに出社せず学習準備が可能です。また、災害などが起きてもオフィス外から業務を継続できるので、速やかに講義を行うことができます。

LMSのデメリット

LMSにはさまざまなメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。事前にデメリットを知っておき、カバーする方法を考慮しておくことが求められます。ここでは、2つのデメリットをご紹介します。

受講者のモチベーション管理が難しい

LMSはインターネットを通じて学習を進めるため、受講者のモチベーション管理が難しいといわれています。例えば受講者が社会人なら、仕事が忙しい、週末しか自由時間がない、疲れているなどの理由で、学習を継続できなくなってしまう傾向にあります。

実際に教室に通う講座の場合は、講師や先生のフォローでモチベーションをある程度高める対策が取れますが、LMSでは受講者の顔が見えないため、モチベーションの低下に気づきにくいのが難点です。

また、講師や先生の立場から見ても、受講者に指導している実感が得にくいので、「受講者の成長がわかりにくい」という観点からモチベーションの低下につながる可能性があります。

操作に慣れるまでに時間がかかる

LMSを導入した後、操作に慣れるまでに時間がかかることもデメリットの一つです。LMSの導入後は、これまで紙に印刷して配布していた教材がデジタル配信に変わったり、教室で行っていた授業が動画配信になったりします。特に管理者や講師・先生側の年齢層が高く、システムに馴染みのない人が多い現場においては、運用が軌道に乗るまでに時間がかかる可能性もあります。

実技学習が難しい

LMSはシステム上で配信された学習教材を使って、受講者が自主的に学習を進めます。そのため、教室へ直接出向いて授業を受ける機会がなく、実技学習が難しい点はデメリットになる可能性があります。

自分で体を動かしたり、機器の細かい操作を行ったりする実技学習には、LMSの利用は基本的に不向きです。しかし、講師が実演している姿を動画で配信して実際のイメージを伝えるなどの方法で、デメリットをある程度カバーすることができます。

LMSを導入する前にチェックするポイント

LMSを導入する前に特にチェックしておきたいポイントがあります。ここでは、5つのポイントについて詳しく解説します。

機能

ひと口にLMSといっても、機能はさまざまです。運営元がLMSを導入する目的を十分に検討してから、必要な機能が備わったLMSを導入することが大切です。例えば受講者のフォローをより手厚くしたいのなら、成績の集計など分析機能やレポート機能が充実しているものを選ぶとよいでしょう。

講師や先生が学習教材を準備する手間を軽減したいのであれば、学習教材の作成機能が豊富なものを選ぶことが重要です。

操作性

LMSは受講者、講師・先生、管理者など、多くの利用者が触れることになります。そのため、どのLMSであれば操作性が高く、扱いやすいかなどを見極めることは大切です。

操作性の低いシステムだと、受講者の学習意欲が継続しにくくなったり、管理者がレポート出力を行うときに条件の抽出がうまくできず、効果的なレポートを作成できなくなったりと、さまざまな不便を感じ、メリットを享受できない可能性があります。

サポート体制

サポート体制が充実しているかどうかは必ず確認しておきましょう。

導入時に伴走してくれるかどうかはもちろん、導入後にトラブルが起こったときに迅速に対応してもらえるかどうか、使い方にわからない点が出てきたときに疑問を解消してもらえるかどうかなどの観点も大切です。

導入実績

システムを選定する際は、検討しているサービスの導入実績を確認してみましょう。一般的には、豊富な導入実績が掲載されているサービスほど、ユーザーの満足度が高い傾向にあります。

導入実績が掲載されていないサービスは、導入経験が不足している恐れがあり、十分なサポートが受けられなかったり、自社の目的に合ったサービスを構築できなかったりする可能性があるため注意が必要です。

クラウド型とオンプレミス型

クラウド型 オンプレミス型
導入の手軽さ

ベンダーがインターネット経由でサービスを提供するため、自社でサーバーを構築する必要がなく手軽に導入可能

自社のサーバーにLMSをインストールするため、サーバーの構築作業が必須で手間がかかる
カスタマイズ性
ベンダーが提供するサービスを利用する性質上、カスタマイズはできない場合が多い

システム連携や追加機能、オリジナルデザインなどのカスタマイズの自由度が高い
コスト
初期費用と毎月の利用料だけで導入でき、コストの最適化が可能

サーバーの購入費用や構築費用がかかるため、高額になりがち
セキュリティー
サービス提供元のベンダーが強固なセキュリティーを準備しているほど安全

自社のサーバー内でデータのやり取りが完結するため、外部への流出リスクが低い
バージョンアップ
ベンダーが最新のバージョンへ自動的にアップデートする

最初に導入したバージョンからアップデートする場合は、新たに構築費用がかかる

LMSのサービス形式には、大きく分けてクラウド型とオンプレミス型の2種類があります。システム導入の際は、どちらを利用するかを慎重に検討する必要があります。

導入のしやすさや定期的なバージョンアップの面では、クラウド型が優れています。また、ランニングコストを一定にできるという点では、クラウド型がコスト面でやや有利といえます。

一方、カスタマイズ性の高さやセキュリティーの強固さでは、オンプレミス型の方が優れています。どちらにも一長一短あるため、自社が重視する要素を検討した上で、クラウド型かオンプレミス型かを判断するとよいでしょう。

代表的なLMSサービス

近年、さまざまな企業がLMSサービスを提供しています。機能性や操作性がそれぞれ異なるため、自社の目的に適したものを導入しましょう。ここでは、10種類のLMSサービスをご紹介します。
※価格は全て2023年2月20日現在のものです。

playse. ラーニング(株式会社manebi)

株式会社manebiが提供するplayse.ラーニングは、5,000以上の豊富な教材が用意されたLMSサービスです。社員研修を実施したいが方法がわからない、自社の社員研修の企画工数を削減したいなどの課題を抱える現場におすすめです。使用するアカウントのオン・オフが可能なので、使っていないアカウントはオフにすることでコストの効率化を図れる点も魅力です。

playse. ラーニング

KnowledgeC@fe(株式会社富士通ラーニングメディア)

株式会社富士通ラーニングメディアが提供するKnowledgeC@feは、利用者数81万人を数え、2,160社に導入実績があるLMSサービスです。人材育成会社ならではのノウハウで、2,800以上の多彩なコンテンツを用意しています。

コンテンツ変換オプションが用意されており、手持ちのPowerPointをアップロードするだけで、簡単に学習教材として利用できます。業種・業態を問わず利用できるため、研修準備の効率化やアフターフォローの強化に役立ちます。

KnowledgeC@fe

Schoo for Business(株式会社Schoo)

株式会社Schooが提供するのは、オンライン研修と自己啓発学習を中心に配信できる「Schoo for Business」です。株式会社ショッパーズアイによるオンライン学習サービス10社を対象にした比較イメージ調査で4部門No.1を獲得しており、21のカテゴリ、7,000本以上の授業をいつでも受講できます。

同サービスでは、「学び続ける組織」を目指し、体系的な社員研修にとどまらず、社員が主体的に学べるマインドを醸成するための自己啓発学習を提供しています。業界の最前線で働く専門家を講師として迎え、現場で活かせる授業を取りそろえているのも魅力の一つです。

Schoo for Business

CAREERSHIP(株式会社ライトワークス)

CAREERSHIPは、1,500社の運用実績を持つ株式会社ライトワークスが提供するLMSサービスです。企業の「過去にLMSを導入した経験があるものの、運用がうまくいかなかった」という悩みを解消するための、さまざまな工夫が取り入れられています。

配信・権限管理を柔軟に設定でき、「誰に・いつ・何を」配信し、「誰が・どのように」管理するのかを、現場の状況に合わせて運用できます。従業員のスキルマップを可視化する「キャリアマップ機能」を利用して、能力を最大限に引き出すためのフォローも可能です。

CAREERSHIP

KnowledgeDeliver(株式会社デジタル・ナレッジ)

株式会社デジタル・ナレッジが提供するKnowledgeDeliverは、導入実績2,000社以上を誇る、教材作成、学習、運用管理の一連のプロセスを統合的に管理するためのLMSサービスです。

同システムはWeb会議ツールとの連携が可能であり、連携済みのツール上でライブ授業を行えるので、オンラインセミナーを別途用意する必要がありません。オプションで学習証明となる「オープンバッジ」を発行でき、受講者のモチベーションを維持するための工夫も凝らされています。

KnowledgeDeliver

Teachme Biz(株式会社スタディスト)

株式会社スタディストでは、「マニュアル手順書ツール」ユーザー満足度調査(出典1)でNo.1を獲得しているTeachme Bizを提供しています。Teachme Bizはマニュアル作成・共有がメインのシステムで、運用を含めた一連のプロセスを統合的に管理できます。

マニュアル作成を効率化するだけでなく、共有のしやすさによって「現場にマニュアルを配布したものの、見てもらえない」という課題を解消します。また、業務に変更が生じたときでも、変更点を簡単に編集できます。

Teachme Biz

Smart Boarding(株式会社FCEトレーニング・カンパニー)

株式会社FCEトレーニング・カンパニーのSmart Boardingは、動画配信とライブ授業によって学習を促進するオンライン自走学習システムです。累計アカウント数は4万を突破しています。

「社員が自ら学ぶ環境」を意識し、教育研修専門のコンサルティング会社ならではのノウハウで、学習プログラム作成を支援してくれます。動画を通じて学んだ内容は、講師とのライブレッスンで実践トレーニングが可能です。

Smart Boarding

AirCourse(KIYOラーニング株式会社)

AirCourseの魅力は、月額200円/名~で動画研修を受講し放題となるコストパフォーマンスの高さです。650コース4,000本以上の豊富なプログラムの中から受講者が自分に必要な動画を自由に選び、いつでも学習できる環境が整っています。

動画やスライドレクチャー、提出課題、テスト、アンケートなどの複数のコンテンツを組み合わせて、自社だけのオリジナルコースを作成・配信することも可能です。「ITトレンドGood Productバッジ」を受賞するなど、ユーザーからの評価も高いLMSサービスです(出典2

AirCourse

学び~と(エスエイティーティー株式会社)

学び~とは、駿台予備校を運営する駿台グループの一員である、エスエイティーティー株式会社によって開発されたサービスです。駿台100年の教育ノウハウと最新のITを掛け合わせて、受講者の効率的な学習を支援します。

無料トライアル期間が2カ月間と長く、じっくりと機能を試してから本格導入するかどうかを判断できるのはうれしいポイントです。トライアル期間に登録したデータや教材は本格導入後も引き続き利用できるため、一から構築し直す必要がないのもメリットです。

学び~と

Moodle

Moodleは、オープンソースで提供されている学習プラットフォームです。世界で3億人が利用しており、国内大学のシェアはNo.1です。オープンソースであることから、社内にシステムを扱える人材がいる場合は、無料で利用できます。

コースのセットアップ機能が用意されており、自社のオリジナルコンテンツを作成・配信できます。コミュニティも充実しており、使い方がわからないときは、Moodleの利用者同士でコミュニティフォーラムを利用して質問することも可能です。

Moodle

LMSの導入は今後も拡大していく

学習教材の作成や配信を効率化し、受講者の進捗状況や成績を統合的に管理できるLMSは、受講者・講師・管理者のそれぞれにとって多くのメリットをもたらします。オンラインを通じた学習教材の提供や、社内研修の重要性が高まっている現状から、導入する企業は今後も増えていくことでしょう。

LMSを導入する際は、機能、操作性、サポート体制、導入実績など、いくつかのポイントを押さえた上で、自社の課題を解決できるサービスを導入することが大切です。