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遠隔地からの病理診断を可能にする「テレパソロジー」…〈病理医不足〉解決のカギとなるか?【乳がん治療現場からの報告】
インターネットやデジタルテクノロジーを活用し、遠隔地にいる病理医が病理診断を行えるように構築した診断システム「テレパソロジー」。通常の病理診断に比べ2倍近くの時間がかかるなど、まだまだ課題は残りますが、デジタルインフラの発展等により、技術的にはすでに顕微鏡による診断と遜色ない精度での診断が可能となっており、慢性的な病理医不足の問題を解決する可能性を秘めています。本稿では、乳がん診療の現場に「テレパソロジー」を用いた術中迅速病理診断を導入した、ときわ会常磐病院乳腺甲状腺外科・尾崎章彦医師の報告から、導入初期における問題点と対策について考えていきます。
2023.10.31(最終更新日:2023.10.31)
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