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オフィス街でも牧場でも?! 移動式の瞑想空間「(MU)ROOM Ride(ムルーム ライド)」
コロナ禍による意識変容や、情報社会を背景とした精神疾患患者数の増加によって、近年、瞑想に対する需要が世界的に高まっているという。瞑想におけるマインドフルネスがウェルビーイングの実現やメンタルヘルスを改善する効果的な方法として注目されているのだ。日本ではメンタルヘルスへのアプローチの一つとして“サウナブーム”が巻き起こったが、瞑想はその次に来るのではないだろうか。アメリカではその勢いが顕著で、アメリカで瞑想を行う人口(過去1年以内に実施した人数)の割合は、2012年から2017年のあいだで3倍以上増加。アメリカには約2,500箇所の瞑想スタジオがあり、市場は成長(年率10%以上)を続け、現時点でアメリカのみで3,000億円を超える市場であると推測される。(※1) そんな中、日本で瞑想に対する面白い取り組みをしているプロジェクトがあるという。多様な場での瞑想体験を可能にする移動式の「(MU)ROOM Ride(ムルーム ライド)」だ。株式会社Chicabi(以下、Chicabi)、一般社団法人関西イノベーションセンター(以下、MUIC Kansai)、パナソニックグループの3社が共同で開発したというプロジェクトだが、一体どのような仕組みなのだろうか。ライターが実際に瞑想体験を行い、その様子をレポート。また、今回のプロジェクトの企画者でもある、Chicabi代表の川上さんと、MUIC Kansaiの村上さんにお話を伺った。 ※1 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000083261.html
2024.04.24(最終更新日:2024.04.25)
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