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ロボットアニメの世界が現実に…「動く実物大ガンダム」に続き、乗って操縦できるロボットも登場! 巨大ロボット開発の最前線に迫る
20年11月末に横浜・山下公園に登場した身長18mの「動く実物大ガンダム」は、大きな話題を巻き起こしました。その大きさと迫力、手足を滑らかに動かしながら前進し、手を空に突き上げる姿に感動を覚えた人も多いのではないでしょうか。23年には、乗って操縦できる身長4mの変形ロボット『アーカックス』や、身長3mのベースロボット『EXA』が登場。これらのロボットは、人が実際に搭乗して操縦・走行させることが可能であり、アニメを観て憧れていた未来、巨大ロボットに実際に乗れる時代の到来を感じさせます。現在、巨大ロボットたちは何か大きなモノを運ぶことも公道を走ることもできず、用途は専ら“エンタテイメント”。ただ将来的には、倉庫や工事現場、災害現場での活躍も期待されているといいます。本稿では、巨大ロボット開発の最前線についてレポートします。
2023.11.17(最終更新日:2023.11.17)
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市民に開かれた創造拠点を目指す、シビック・クリエイティブ・ベース東京 [CCBT]
2022年10月、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](以下、CCBT)が渋谷にオープンした。かつて宴会場だったホテルの地下1フロアを展示・制作・ワークショップなど、あらゆる活動が行える空間に改装。毎週のようにイベントが催され、これまで関わったアーティストやテクニカルスタッフの数は100人をゆうに超える。日本のメディアアート※の先駆者から、AIやWeb3などの先端技術で事業を起こす実践者までが集い、まるでリレーのように発表が続く勢いのある場所だ。※メディアアート:デジタルテクノロジーを用いた芸術作品の総称また市民にとっても、CCBTは作品をただ眺めるだけの空間ではない。「デジタル公民館」という比喩がしっくりくるほど、アーティストや先端技術と近くで触れられる場所なのだ。CCBTを運営する東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が目指したのは創造拠点、それは“つくることが中心になる場所”。デジタルテクノロジーをアーティストが魅力ある作品に昇華していく過程を公開し、市民もその一部に触れることで創造性を獲得していく。デジタルテクノロジーを身近なものとし、創造の手段にまで導くCCBTの試みと、目指すものについて伺った。
2023.11.08(最終更新日:2023.11.08)
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ついに“公道での無人運行”が始まった「自動運転バス」…運転士不足による影響が懸念される「2024年問題」解決のカギとなるか?
23年5月、福井県永平寺町で運転士や乗務員が乗っていない無人の自動運転の小型バスの運行が国内で初めて開始されました。実は、乗務員が添乗している自動運転バスはもう少し前から運行を始めており、20年9月には東京都大田区が大規模複合施設の敷地内で、また20年11月には茨城県境町が「公道」で、時刻表通りの定常運行を開始しています。このように自動運転バスは技術的にはすでに実用化のレベルに達しています。とはいえ、これが広く日常に定着していくまでには制約や課題がいくつも残されています。この記事では、自動運転バスの現状と最新動向をレポートします。
2023.11.08(最終更新日:2023.11.08)
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ルート算出のため部屋の間取りを認識し、「水拭き」にも対応…最新〈ロボット掃除機〉による驚きの“時短効果”をシミュレーション
米・アイロボット『ルンバ』が2002年に日本に上陸して以来、急速に普及したロボット掃除機。もはや生活の一部になっているという人も多い一方で、「きちんと掃除してくれるとは思えない」「床を片づけるのが大変で、自分で掃除したほうが早い」など、懐疑的な意見も聞かれます。しかし近年のロボット掃除機は大幅に進化しており、上のような不安を解消する機能を搭載した機種が増えています。ロボット掃除機はどのように進化したのか、またロボット掃除機を使うと家事時間はどれほど時短できるか、さっそくみていきましょう。
2023.10.31(最終更新日:2023.10.31)
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