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急速に普及するフードデリバリー!各サービスの特徴と選ぶポイントを総まとめ

この記事は1年以上前に書かれたものです。現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。

2022.09.21(最終更新日:2022.09.21)

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近年、私たちの生活にフードデリバリーのアプリが浸透したこともあり、自宅でデリバリーを利用して食事するスタイルが一般的になっています。
今回は、そんなフードデリバリーサービスの魅力や仕組みを紹介したうえで、特に人気のサービスを9つ厳選して紹介します。

スマホで決済、すぐ届く!フードデリバリーサービスの魅力とは

フードデリバリーサービスとは、飲食店に足を運ぶのではなく、配達員が自宅や職場など指定する場所まで飲食店の料理を届けてくれるサービスのことです。アプリやWebサイトで、注文から支払いまで完結できます。
フードデリバリーサービスの魅力、メリットとして、次のようなことが挙げられます。

Webやアプリで簡単に注文できる

日本には昔から「出前」という文化があり、飲食店に電話で注文するスタイルが一般的でした。
しかし、フードデリバリーサービスが普及し、アプリやWebサイトから気軽に料理を注文できるようになったことで、飲食店に電話をかけたり、料理を受け取るときに配達員に現金を支払ったりする手間はなくなりました。注文から支払いまで全てをパソコンやスマホを使って完結できるため、その利便性の高さが人気を集めています。

多様な飲食店からメニューを選択できる

複数の飲食店のメニューの中から好みに合う料理を探せるのも、フードデリバリーサービスの大きな魅力です。デリバリー限定のメニューを提供する飲食店や、実店舗を持たないデリバリー専門の飲食店も増えているため、これまで食べたことがない珍しいメニューや、訪れたことがない飲食店に出会える可能性も広がるでしょう。

クーポンでお得に食事ができる

サービスによりますが、割引クーポンを発行していることがあり、場合によっては一度の注文で1,000円以上の割引を適用できることもあります。
配送料がかかるデリバリーサービスは、基本的に少し高めの料金設定となっているため、割引クーポンがあると、より気軽に利用しやすくなるでしょう。

新しい生活スタイルにマッチする

自宅で美味しい料理を楽しめるフードデリバリーサービスは、コロナ禍で普及したリモートワークやテレワークという新しい生活スタイルにマッチし、近年急成長を見せました。

その利便性の高さから、「コロナ渦が収束した後も引き続き利用したい」という方も多いです。アプリやWebサイトから気軽に利用できることもあり、今後はさらに私たちの生活に欠かせないサービスの一つになっていくと考えられています。

フードデリバリーサービスには2種類の形態がある

フードデリバリーサービスの形態としては、「総合型」と「専門型」の2種類があります。
それぞれの特徴は次のとおりです。

総合型 専門型
・複数の飲食店のメニューが集まったフードデリバリープラットフォーム
・飲食店の垣根を超えて多彩なメニューのなかから選べる
例)
Uber Eats、出前館など
・飲食店が独自で開発したフードデリバリープラットフォーム
・飲食店独自のクーポンやポイントなどの特典が充実している
例)
マックデリバリー、すかいらーくアプリなど

総合型とは、提携している飲食店が集まったフードデリバリープラットフォームで、多彩なメニューのなかから選べるというメリットがあります。例えば、「Uber Eats」や「出前館」などが総合型に当てはまります。
一方で専門型は、飲食店が独自に開発したフードデリバリープラットフォームを指し、専属の配達員が料理を届ける仕組みとなっています。
マクドナルドが展開する「マックデリバリー」やすかいらーくグループが展開する「すかいらーくアプリ」などは、専門型のサービスです。専門型のフードデリバリーサービスの場合、ほかの飲食店のメニューを選ぶことができません。しかし、飲食店独自のクーポンやポイントなどの特典が充実していることが多いため、食べたいものが決まっているという場合は、専門型のサービスを利用したほうがお得なケースもあります。

デリバリーサービス利用の流れ

フードデリバリーサービスを利用する場合、利用するサービスに氏名や配達先の住所、決済情報などを登録し、会員登録を行います。
配達先の住所を登録しておくことで、エリア内の飲食店を絞り込んで選べるようになります。
メニューを選んで注文し、支払いを済ませたら、あとは配達員が届けてくれるのを待ちましょう。

6つのポイントを押さえて選ぼう

フードデリバリーサービスは近年急速に増えています。サービスがたくさんありすぎて、どれを選べば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。
フードデリバリーサービスを選ぶときは、次のようなポイントに注目してみましょう。

エリア

複数の飲食店が集まる総合型フードデリバリーサービスの場合、飲食店ごとに配達可能エリアが限定されています。
また、専門型フードデリバリーサービスの場合は、実店舗をベースに配達可能エリアが設定されているケースが多いです。
フードデリバリーサービスを選ぶときは配達可能エリアを確認し、料理を自宅に届けてもらえるかどうかをチェックしておきましょう。多くのフードデリバリーサービスでは、アプリやWebサイトから調べられるようになっています。

サービスに対応している店舗数

総合型フードデリバリーサービスを選ぶときに注目したいのが、提携している飲食店の店舗数です。
特に食べたい料理が決まっていない場合は、店舗数が多いサービスに登録するとメニューの選択肢が増えるため、料理を選ぶ楽しさも味わえます。

クーポン

フードデリバリーサービスのなかには、独自のクーポンを発行しているケースもあります。
例えば出前館では、初回利用限定のクーポンなど、大幅な値引きが受けられるお得なクーポンを利用できる場合もあるため、しっかりとチェックして見逃さないようにしましょう。
クーポンの内容は定期的に変わるため、こまめに確認しておくのがおすすめです。

ポイント制度

フードデリバリーサービスのなかには、注文するたびにポイントが貯まるサービスもあります。
同じサービスを継続して利用することでポイントが貯まり、貯まったポイントを使ってお得に料理を注文できるため、フードデリバリーを利用する機会の多い方にとって嬉しいサービスと言えるでしょう。

アプリの使いやすさ

フードデリバリーサービスは、ブラウザだけでなくアプリをインストールして利用できることも多いです。
なかには、注文した料理の配達予定時刻の目安が分かったり、配達員の位置情報をリアルタイムで把握できるなど、便利な機能が搭載されたアプリもあります。
フードデリバリーサービスをスマホから注文する機会が多い方は、アプリの使いやすさも重視して選ぶのがおすすめです。

手数料・配送料

ほとんどのフードデリバリーサービスは、注文した料理の代金に加え手数料や配送料といった料金がかかります。
手数料とは、サービスに対してかかる料金(サービス料)のことで、注文した商品代金の10%程度の金額が相場となっています。例えばUber Eatsでは、注文金額700円未満の少額注文に対して150円の手数料を設定しているなど、サービスによって料金システムは異なります。

配送料は注文した料理の総額や飲食店によって異なるケースが多く、50円~600円前後と相場は幅広いです。
手数料や配達料がどれくらいかかるかは、事前にしっかりと確認し、少しでも安価に利用できるサービスを選ぶのもポイントです。

人気のフードデリバリーサービス9つをピックアップ

ここからは、人気のフードデリバリーサービスを9つ挙げ、それぞれの特徴や魅力、おすすめポイントを紹介します。

Uber Eats(ウーバーイーツ)

Uber Eatsは、サンフランシスコで2009年に創業されたライドシェアサービスのUber Technologiesが、2015年2月より開始したフードデリバリーサービスです。2016年9月から日本でのサービスが開始されました。
Uber Eatsは、その知名度の高さはもちろん、2022年1月時点で15万店以上という掲載店舗数の多さも大きな魅力となっています。

専用アプリから簡単に注文ができ、アプリには配達員の位置情報をリアルタイムで確認できる機能や、配達員とチャットができる機能が搭載されていて、到着予想時刻も表示されます。また、1,200円以上の注文で配達手数料が無料になる「Eatsパス」が月額980円(最初の1ヶ月は無料)で利用できる点も人気のポイントです。

出前館

出前館は、日本生まれのフードデリバリーサービスです。出前館を運営する株式会社出前館はLINE株式会社と資本業務提携をしているため、出前館のサービスはLINEアカウントを連携して利用することができます。

出前館の掲載店舗数は2021年12月時点で10万店を超えており、多彩なラインアップを誇ります。「マクドナルド」「ガスト」「松屋」「餃子の王将」といった著名な飲食チェーン店が多く加盟しているのも特徴です。また、注文回数によって認定されるランクに応じて200円引きクーポンがもらえる会員制プログラム「出前にゃんクラブ」 も展開しています。

menu(メニュー)

menuも日本のフードデリバリーサービスで、2022年7月時点で登録店舗は全国で8万店を超えています。menuで人気を集めているのが、基本配達料300円が無料になる「menu pass」です。
「menu pass」は、月額980円のサブスクリプションサービスで、配達料の優遇だけでなく、商品代金1,500円以上のデリバリー注文に関して何度でも5%引きしてもらえたり、毎月月初に500円〜10,000円の特別クーポンがもらえたりといった特典もあります。

「menu pass」には30日間の無料トライアル期間もあるので、お試しで入会してみるのも良いでしょう。
また、クレジットカードだけでなくPontaポイントでの支払いにも対応しているので、貯まっているポイントを消費したいという方にもおすすめです。

Wolt(ウォルト)

Woltは、フィンランド発祥のフードデリバリーサービスです。世界的にも有名なサービスの一つで、日本では2020年6月よりサービスを開始しました。

Woltでは、審査に通過した飲食店のみが掲載を許されるシステムを取っているため、一定以上の品質を誇る料理のみがラインアップされています。また、配達員を採用する際にも適性テストを設けており、通過しなければ勤務することはできません。さらに、飲食店だけでなくスーパーやドラッグストアの商品も配達するサービスを提供しており、食料品・日用品の購入に活用できる点が魅力です。

DELIS(デリズ)

DELIS(デリズ)は、福岡市博多区に本社を置く株式会社デリズが運営するフードデリバリーサービスです。2022年7月現在、福岡市だけでなく東京・大阪・名古屋など、全国各地でサービスを展開しています。
DELISには、独自のポイント制度があり、獲得したポイント(デリ)は1ポイント(デリ)=1円として次回の注文で利用することが可能です。

また、クレジットカードやメルペイなどのキャッシュレス決済に対応しているだけでなく、後払いサービス「atone(アトネ)」も利用することができます。さらに、有名チェーン店とのコラボレーションブランドに加え、自社のオリジナルブランドも運営しており、「DELISでしか配達してもらえない料理」を独自に展開している点も大きな特徴です。

Chompy(チョンピー)

Chompy(チョンピー)は、2019年6月に設立された株式会社Chompyが運営するフードデリバリーサービスです。加盟店はまだ少ないものの、厳選された店舗の料理を注文することができます。

Chompyの人気の秘密は、アプリに搭載された独自のグループ注文機能です。複数人のグループで注文することで、配送料を自動的に割り勘することができます。また、初めて注文する際に招待コードを入力すると1,000円分のクーポンがもらえるキャンペーンが常時開催されています。

fine Dine(ファインダイン)

fine Dine(ファインダイン)は、宅配寿司で人気を集める「銀のさら」を運営するライドオンエクスプレスグループのフードデリバリーサービスです。
配達エリアは東京都内の一部エリアに限られますが、地元の有名店の美味しい料理を最短30分で届けてくれるところが魅力です。

anyCarry(エニキャリ)

anyCarry(エニキャリ)は、2019年8月に設立された株式会社エニキャリが運営するフードデリバリーサービスです。東京都の一部エリアでサービスを提供しており、お寿司やタイ料理、カフェなど幅広いジャンルの飲食店を掲載しています。

anyCarryでは、自動宅配ロボットを活用したフードデリバリーの実証実験を行っており、将来的な実用化を目指しています。また、配達員を自社のアルバイトとして採用しており、自給制での雇用や各エリアに配達員向けの休憩所の完備など、配達員の働きやすさにこだわっているのも特徴です。

ごちグル

ごちクルは、主に企業向けの宅配弁当や仕出し弁当の配達を行っているフードデリバリーサービスです。掲載店舗は2022年5月時点で約1,000店、メニューは14,000商品という豊富なラインアップで、「なだ万厨房」や「牛たん炭焼利久」などの有名店の弁当も手配することができます。会議や研修向けの弁当はもちろん、接待向けの高級弁当の注文もできる点も魅力です。

また、ごちクルは、イベント向けのケータリングサービスやオードブルの配達にも対応しています。企業向けサービスということで、クレジットカード払いだけでなく請求書払いにも対応しており、Web注文でお得なポイントが貯まる制度もあります。貯まったポイントはAmazonギフト券などに交換可能です。
配達エリアは札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡などの各都市をはじめ、全国各地の広いエリアをカバーしています。

さまざまなフードデリバリーサービスからお気に入りを見つけよう

今回は、フードデリバリーサービスの魅力や、人気のフードデリバリーサービスを紹介しました。
フードデリバリーサービスはそれぞれ独自の魅力があり、対応エリアや注文できる料理の種類も異なります。複数のフードデリバリーサービスを比較しながら、自分にとって使いやすいお気に入りのサービスを見つけてみてはいかがでしょうか。